ステップバイステップで学ぶ修学カルテ作成(前編)

この記事では、WebClass の学習記録ビューアプラグインである修学カルテの設定や、使い方を順序立てて説明していきます。

修学カルテは、大学を通しての学修について、教員のレビューを受けながら、学生が定期的に目標の設定と達成の振り返りを行うためのツールです。

学習記録ビューアマニュアル 修学カルテ

この「ステップバイステップで学ぶ修学カルテ作成」は前編、中編後編の3つに分かれています。

前編では、修学カルテを使うための設定まで行います。

では、早速始めていきましょう!

目次

  1. システム管理者でログインする
  2. 修学カルテの組織を作る
  3. 組織にロールを登録する
  4. 組織に管理者を登録する
  5. 組織にプラグインを追加する
  6. ロールに権限を設定する
  7. 組織に担当教員と生徒を登録する
  8. 修学カルテにカルテを登録する

1.システム管理者でログインする

まずはログインをします。
この時は WebClass のシステム管理者権限を持つユーザでログインします。

image1.png

すると以下のような管理者画面が出てきます。
管理者画面の左側にある「学習記録ビューア」から「管理」をクリックします。

image2.png

下図の「学習記録ビューア 組織一覧」が出たら OK です。

image3.png

2.修学カルテの組織を作る

次に修学カルテの組織を作っていきます。

まずは「学習記録ビューア 組織一覧」の左上に「Root」という組織があるので、クリックします。

image4.png

すると上記のような画面が出てきます。「Root」は最も上位の組織になります。ここに下位組織を追加していきます。

組織の構成は今回は以下のように設計しました。

修学カルテサンプル組織
    | — 物理学科
    └ — 情報学科

修学カルテサンプル組織は、修学カルテを扱う大枠の組織となります。そこに今回は2つの組織を追加します。

まずは修学カルテを使うための大枠となる組織「修学カルテサンプル組織」を作ります。

image5.png

上の図のように、「下位組織」の下の [追加] ボタンから [新規作成] をクリックします。

image6.png

すると新規作成のポップアップが表示されます。

「組織 ID」 は、毎年行われる臨床実習などの組織に固有の ID にすることができます(clinicmaster2020, clinicmaster2021 ... など)。「組織 ID」を設定しておくことで、組織管理がしやすくなります。

今回は組織IDは空のままにしておきます。こうするとこの組織にはランダムなIDが割り振られます。

「組織名」に組織の名前を入れていきましょう。ここではまず「修学カルテサンプル組織」と入力します。

その後に、[追加する] ボタンを押します。

image7.png

以上のように表示されれば成功です!

「Root」の下に「修学カルテサンプル組織」ができていることが分かります。

残りの「物理学科」と「情報学科」も同様に作っていきます。

「修学カルテサンプル組織」をクリックします。

すると以下の画面が出てきます。

この画面で、先ほど同様に「下位組織」の [追加] から「物理学科」と「情報学科」を追加します。作り方は「修学カルテサンプル組織」と同じです。

image8.png

以下のように設定できれば完了です!

image9.png

3.組織にロールを登録する

組織が作成できたら、次にロールを追加します。

修学カルテでは、「学生」や「担当教員」といった役職を「ロール」という単位で扱います。ロールに権限を付与することで、アカウントの役割を設定していきます。

まずは、「修学カルテサンプル組織」を開いているか確認してください。

確認したら、タブの「ロール」をクリックします。

image10.png

すると以下のような画面が開きます。

image11.png

すでに User というロールが登録されていることが分かります。

今回はロールを3つ用意します。役割は以下の通りです。

学生: 学生アカウント用のロールです。カルテを記録していきます。
担当教員: 教員アカウント用のロールです。学生のカルテを確認し、コメントします。
管理者: カルテの設定を行い、運用全体を指揮します。

今回は User というロールは使いません。

「学生」、「担当教員」、「管理者」のロールを追加します。

[追加] ボタンを押して、新しくロールを追加します。

image12.png

追加ボタンをクリックすると、ポップアップが表示されるので、ロール名を入力して[新規登録する]をクリックします。

image13.png

上記の方法と同じ要領で 「担当教員」 と 「管理者」 を登録して、以下のような画面になれば完了です!

image14.png

4.組織に管理者を登録する

次に、作成した「修学カルテサンプル組織」に管理者を登録します。

管理者は修学カルテで使うカルテを登録することができるアカウントになります。
カルテを登録できるようにするためには権限が必要なのですが、権限については「6.ロールに権限を設定する」で説明します。

まずはタブから「メンバー」をクリックして、メンバー表示画面に移動します。

その後、[追加] ボタンを押して、メンバーを追加します。

image15.png

[追加] ボタンを押すと、「組織メンバー追加」画面が出てきます。

画面上部の検索バーにユーザ ID を入れることで検索ができます。

検索バー右下のドロップダウンをクリックして選択することで「氏名」での検索もできます。

検索には任意の文字に置き換える特殊な文字を使用することができます。

この特殊文字は検索時に便利な機能です。ここで使える特殊文字は以下の2つです。

? ... 任意の1文字に置き換える
* ... 任意の長さの文字列に置き換える

例えば「user?」と入力し検索すると、user1, user2, userA などがヒットします。user10 はヒットしません。

「user*」と入力し検索すると、user1, user2, userA, user10, user100 などがヒットします。

image16.png

今回は管理者の登録なので、システム管理者や、カルテを管理する方を登録します。

検索結果が一人であれば、[検索結果をすべて追加] ボタンを押して追加します。

また、チェックボックスにチェックを入れることで、[選択したユーザを追加] で任意のユーザを追加することもできます。

image17.png

[検索結果をすべて追加] ボタンか [選択したユーザを追加] ボタンを押すと、以下のようなポップアップが表示されます。ここでは、管理者として登録するため、[管理者] を押します。

image18.png

メンバー確認画面に移動して、メンバーに「システム管理者」が「管理者」で追加されていれば完了です!

image19.png

5.組織にプラグインを追加する

次に「修学カルテサンプル組織」に修学カルテ用の機能拡張用のソフトウェア(これをプラグインと言います)を登録します。

タブの「プラグイン」をクリックします。

image20.png

「プラグイン」をクリックすると、以下のようなプラグイン管理画面が表示されます。

ここで、[追加] ボタンをクリックして、修学カルテを追加します。

image21.png

[追加] ボタンを押すと、以下のような「プラグインの追加」ポップアップが表示されます。

ここで、修学カルテにチェックをつけて、[追加する] ボタンをクリックします。

image22.png

プラグインの管理画面に戻り、「修学カルテ」が追加されていれば完了です!

image23.png

6.ロールに権限を設定する

修学カルテを追加したら、ロールに権限を設定します。

学習記録ビューアでは、プラグインごとにどのロールにどんな権限を与えるかを選択することができます。

「設定」タブから「設定」をクリックして、「権限設定」画面を開きます。

image24.png

「権限設定」画面では、ロールごとに権限を選択して与えることができます。

今回は、学生・担当教員・管理者の3つのロールなので、それぞれで権限を設定します。
権限の割り振りは今回は以下のようにします。

学生は、自分のカルテを持っています。
担当教員は、担当の学生のカルテに変更を加えたり、メッセージを送ることができます。
管理者は、学生のカルテを変更でき、どんなカルテを使えるようにするかの設定もできます。

上記のように権限を割り振るために、以下のようにチェックを入れます。

「User」は今回は使わないため、何もチェックしないでください。

image25.png

ここまでチェックを入れたら、以下のように「子孫組織の権限設定も再起的に更新する」にチェックを入れます。
ここにチェックを入れることで、「修学カルテサンプル組織」だけでなく、その下位組織となる子孫組織の「物理学科」と「情報学科」にも同様に設定が反映されます。

ここまでしたら、[権限設定を保存する]をクリックします。

image26.png

すると、以下のようなポップアップがでます。

今回は権限を子孫組織にも再起的に更新するようにしたため、子孫組織の数によっては時間がかかる場合があります。今回は3件のみのため、時間はかかりません。[権限設定を更新する]をクリックして、設定を反映させます。

image27.png

これで設定は完了です。試しに「物理学科」の「権限設定」を開くと、今回設定した権限が同じように反映されていることが分かります。

image28.png

7.組織に担当教員と生徒を登録する

次からは担当教員と生徒をそれぞれの組織に登録していきます。

ここから先は担当教員と学生の WebClass アカウントが必要になります。まだ登録をしていない方は「システム管理者メニュー」からユーザを登録しておきましょう。

今回は「物理学科」に学生と担当教員を登録します。
まずは担当教員と学生を登録したい組織を開き、「メンバー」タブを開きます。
そして、管理者を登録した時と同様の手順で登録していきます。
方法を忘れてしまった場合は、「4.組織に管理者を登録する」を見ながら進めてください。
今回は以下のように登録します。

image29.png

user1 ~ user5 を学生として登録し、
teacher1 を担当教員として登録しました。

user1 ~ user5 と teacher1 は任意の学生と担当教員を用いても構いません。

上記のように担当教員と学生を登録したら完了です!

8.修学カルテにカルテを登録する

最後の設定です!最後に修学カルテで使うカルテを登録します。

カルテとは、学生それぞれの学びの記録ができる場所です。
修学カルテでは、組織ごとに目的に合ったカルテを設定することができます。
また、カルテは管理者自身で自由に作成することもできます。
カルテの作り方に関しては、「ステップバイステップで学ぶ修学カルテ作成(後編)」で解説しているので、興味のある方はぜひ読んでみてください!

では、早速登録していきます。

今ログインしているアカウントを「管理者」ロールに設定している場合は、画面右上の「前の画面に戻る」をクリックします。

image30.png

「システム管理者メニュー」に戻ると、最初にはなかった「学習と振り返りの記録」というメニューが左側に追加されているのが分かります。「学習と振り返りの記録」をクリックすると「修学カルテ(管理)」というタブがドロップダウンで出てくるので、クリックします。

「管理者」ロールに、システム管理者ではない別のアカウントを設定した場合は、一度「管理者」ロールのアカウントでログインをし直してください。すると、WebClass トップ画面の左側に「修学カルテ(管理)」というリンクが表示されるので、クリックします。

「修学カルテ(管理)」をクリックすると、修学カルテの画面が表示されます。今はまだカルテを登録していないので、カルテの中身などは表示されません。修学カルテを使うためには、まず「設定」から使うカルテを登録する必要があります。

「設定」タブをクリックします。

image31.png

すると以下のような画面が出てきます。ここの[参照] ボタンで、登録したいカルテを選択します。

image32.png

カルテは、XML ファイルという、Web ページの作成をするためのコンピュータ言語で作られたファイルで用意する必要があります。

今回はテンプレートを用意したので、こちらを使用します。

physics_example.xml

登録するときには ID の設定が必要です。判別がしやすい ID を設定してください。
注意書きにもありますが、 ID として使える文字は、半角英数字と"-"と"_"のみです。また、先頭の文字をアルファベットにしてください。今回は 「physics_carte」とします。そして、[新規登録]ボタンをクリックします。

image33.png

登録が完了すると、以下のような画面になります。

image34.png

最後に、組織にカルテを登録します。この登録作業により、修学カルテプラグインへのカルテ登録ができました。それだけでは、まだ担当教員や学生が使うことはできません。「情報学科」や、「物理学科」にカルテを登録する必要があります。
「カルテ」タブをクリックして、最初の画面に戻ります。

image35.png

今回は「物理学科」にカルテを登録するので、「物理学科」を選択し、「カルテを登録する」をクリックします。

image36.png

「カルテを登録する」をクリックすると、カルテを選択する画面が表示されます。検索バーを用いてカルテの検索もできますが、今回は登録しているカルテが先ほどのカルテのみとなるので、「physics_carte」のチェックボックスをクリックして、[選択したカルテを登録する]を押します。

image37.png

[選択したカルテを登録する] をクリックすると、以下のような画面が表示されます。

これで、設定は完了です!ユーザ名やユーザ ID をクリックすることで、ユーザごとのカルテを見ることができます。

image38.png

まとめ

長かったですが、これで修学カルテにカルテを登録することができました!
前編では設定だけでしたが、中編後編では実際に XML ファイルを作って、オリジナルのカルテを作ってみます!興味のある方はぜひ読んでみてください!

Firefox 94

11月2日に Firefox 94 がリリースされました。

Releasenote

開発者向け

Note

Firefox ESR 78 は End of life となり、Firefox ESR 94 に切り替わっています。Firefox ESR 78 は Firefox として Flash サポートする最後のバージョンでしたが、これで完全に Flash のサポートはなくなったことになります。

WebClassに関しては、特に関係するところはありません。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 12 月 7 日に予定されています。

https://wiki.mozilla.org/Release_Management/Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Mac OS monterey 12.0.1

Mac OS monterey が 10 月 25 日にリリースされました。
WebClass への影響は Safari を除いてありません。

最新版の Safari では、一部の pdf を資料取り込みをすると、教材が読み込まれない問題が生じています(Blog:Safari15)。現在調査中で、詳細が分かり次第、webclass.jp で safari 15 のブラウザリリース報告をさせていただきます。

Release notes

リリースノートは以下に記載されています。

https://developer.apple.com/documentation/macos-release-notes/macos-12_0_1-release-notes

機能の追加に関しては、以下に記載されています。

https://www.apple.com/macos/monterey/features/

気になった変更点

プロキシ自動設定ファイル での HTTP 廃止

セキュリティの観点より、HTTP から HTTPS への移行が進んでいます。ブラウザでも、HTTPS をデフォルトとして扱うアプリケーションが増えています。その流れを汲み、プロキシ自動設定ファイルでも HTTP を廃止し、HTTPS のみを扱うように変更されました。

今後について

現在、monterey の 12.1 の Beta 版が公開されています。

リリースノートは以下の通りです。

ple.com/documentation/macos-release-notes/macos-12_1-release-notes

変更がまだ加わる可能性がありますが、正式版がリリースされ次第、また確認します。

Windows 11

Windows 11 が10月にリリースされました。
WebClassへの影響に関する調査結果としては、WebClassの推奨ブラウザであるMicrosoft Edge, Google Chrome, FireFoxに関して、Windows 11 でもインストール可能であり、大きな変更もありませんでした。
また、WebClassの基本的な操作や表示についても問題はありませんでした。
そのため、Windows 11 へのアップグレード後もこれまで通りWebClassを使用することできます。

Release notes

更新履歴は以下です
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/windows-11-%E6%9B%B4%E6%96%B0%E5%B1%A5%E6%AD%B4-a19cd327-b57f-44b9-84e0-26ced7109ba9

新機能については以下のページで紹介されています
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/windows-11-whats-new

システム要件は以下です
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/windows-11-requirements

気になった変更点

WebClassへの直接の影響は無いですが、いくつか気になった変更点を説明します。

Internet Explorerの廃止

Windows 11 では、 Internet Explorer 11は標準でインストールされておらず、新たにインストールすることも出来ませんでした。

TPM 2.0が必須になった

Windows 11のシステム要件として、 PCが TPM 2.0 に対応していることが新たに追加されました。また、TPM 2.0 に対応していてもそれを有効にする設定になっていないとWindows 11へアップグレードすることはできません。

お使いのPCがWindow 11 のシステム要件を満たすかどうかをチェックするアプリが以下のページからダウンロード可能です。
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-11#pchealthcheck

以下のページでは、TPM 2.0 を有効にする方法について説明されています。
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/pc-%E3%81%A7-tpm-2-0-%E3%82%92%E6%9C%89%E5%8A%B9%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B-1fd5a332-360d-4f46-a1e7-ae6b0c90645c

エクスプローラーのホームタブがシンプルになった

エクスプローラーにて、ファイルを扱う基本操作を行う「ホーム」タブがシンプルになりました。
よく使われる操作のみが常時表示されており、Windows 10 と比べて、文字での説明もほとんどなくなっています。

Windows 11
WIndows 11のエクスプローラー

Windows 10
Windows 10 のエクスプローラー

デフォルトブラウザの変更方法が複雑になった

Windows 11では、デフォルトのブラウザを変更する場合、「設定」→「アプリ」→「規定のアプリ」と選択し、さらにファイル形式(HTM, HTMLなど)や通信プロトコル(HTTP, HTTPSなど)に対して1つずつデフォルトのブラウザを選択していく必要があります。
Windows 10 では、「Webブラウザー」という項目で一括で設定することができました。

Windows 11 のデフォルトブラウザの設定画面
デフォルトのブラウザ設定

まとめ

Windows 11の変更点に関して、WebClassへの直接の影響は無いですが、
人によっては、アップグレード前にTPM 2.0の有効化が必要であったり、アップグレード後のデフォルトブラウザの変更方法が変わっているため注意が必要となっています。

ウェブ・セキュリティ基礎試験のススメ

PHPカンファレンス2021をきっかけに、ウェブ・セキュリティ基礎試験に興味を持ちました。先日受験して合格することができましたが、とても良い試験だと思いましたので、ここでWebエンジニア向けに布教してみます。

どんな試験?

ウェブ・セキュリティ基礎試験では、Webエンジニア必読と言われる「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」からそのまま出題されます。Webエンジニアとして必要なセキュリティに関する基礎的な知識があるかを問われます。

誰に受験をお勧めできるか?

Webエンジニアとして、セキュリティを保つためにやるべき事、やってはならない事を知らないと、危険なシステムを作ってしまう可能性があります。また、開発チーム全員が基本的な知識水準を保たないと、コードレビューも大変です。なので、もし以下に自分は該当するなと思った人には、この試験を受験し勉強することをお勧めします。

  • 自分の開発するWebアプリケーションで、どこが脆弱になりやすいポイントなのか説明できない。
  • 一般的な脆弱性の原因と対策を一通り説明できない。

勉強方法は?

主教材「体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版」を読み込むのが基本になります。特に、各脆弱性の原因と影響範囲、対策をすべて納得した状態で覚え込むのが大事です。

副教材として「Webブラウザセキュリティ Webアプリケーションの安全性を支える仕組みを整理する」が良かったです。HTTPやCookieなどの基本的な知識が既にあるなら、この本から読んでもいいかもしれない。Webを構成する各領域における関心事が整理されているため、納得しながら理解を深めることができました。

その他合格のためのTips:

  • 受験者の合格期を読むと分かりますが、章によって出題される問題数に偏りがあります。
  • 試験は1時間ですが、結構時間が余ります。何回か見直すつもりでどんどん進めると良いかと思います。
  • 少なくとも自分の受験時は、教材の各脆弱性まとめ欄に書かれている「影響を受けるページ」をよく聞かれ、悩んだ覚えがあります。あまり重視していませんでした😢

最後に

さて、無事合格でき、知識の棚卸しができたのはいいのですが。脆弱性のトレンドは変化していきます。今後も知識をアップデートし続けることが必要です。このブログでは各ブラウザのリリースノートを追っていますが、これもキャッチアップ方法の一つになります。実務につながる勉強は楽しいものですし、今後も積極的に取り組んでいきたいです。