Firefox 76

Firefox Desktop Browser 76 が5月5日にリリースされました。

Firefox 76 Relase note

Firefox 76 release note
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/76.0/releasenotes/

Firefox 76 release note for developers
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/Firefox/Releases/76

Site compatibility
https://www.fxsitecompat.dev/en-CA/versions/76/

Pickup for webclass

WebClassの利用する機能で特に変わるところはありません。

Others

パスワード管理機能が強化されました。
https://blog.mozilla.org/firefox/trust-firefox-with-your-passwords/

Picture-in-Pictureで表示された動画をダブルクリックでフルスクリーン表示するようになりました。

Picture-in-Picture自体はFirefox 71から搭載されています。WebClass画面でも、以下のように動画の右に青いボタンが表示されます。

ボタンをクリックすると以下のように独立したウィンドウで動画が表示されます。

今後の Firefox のリリースについて

Firefox 77 および Firefox ESR 68.9 のリリース予定は 2020-06-02 になっています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

https://webclass.jp/documents/system-admin/browser-releases

Firefox 74のリリース時にTLS 1.0 と TLS 1.1 を使用しているWebサイトが開けなくなったと書きましたが、その後この変更は取り消されたようです。
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/74.0/releasenotes/

撮影した講義動画をWebClassで公開する方法

本日リリースしたWebClass v11.8.2で、以下の変更があります。

HLS_OPTIONが有効の環境で、資料やテストの取り込みファイルとしてMOV(H.264)形式の動画ファイルをアップロードした際に、ストリーミング配信(HLS)するようにしました。

この変更によって、iPhoneやiPadで撮影した撮影した動画をそのままWebClassに載せてストリーミング配信することができるようになります。そこでこの記事では、具体的な動画の公開手順を解説します。

ただし、以下で詳細を説明しますが、動画のサイズには注意が必要です。制限があるため、自身の環境で動画配信を実現できるかよく確認してください。

前提

注意点

一度にアップロードできる動画サイズには制限があり、上限は学校によって異なります。試しに手元のiPadで撮影した1分の動画は15MB程になりました。15分で225MB、30分で450MB程になる計算です。適時分割しないとアップロードできないかもしれません。

また、サーバーの容量に限りがあるため、大量の動画を一気にアップロードすると問題になることがあります。

動画公開手順

ここでは、iPadで動画を撮影し、そのままWebClassにアップロードすることにします。Androidでも基本的な操作は同様です。

1. 動画を撮る

iPadで講義を撮影します。

授業動画

  • iPadやiPhoneを縦向きにした状態で動画を撮ってWebClassにアップロードすると、90度傾いた状態で配信されてしまう問題があることが分かっています。横向きで動画を撮影してください。

2. WebClassにログインする

iPadのブラウザSafariを開き、自校のWebClassのページを開きます。

3. 自分のコースを開く

参加しているコースから、動画を公開したいコースを選んで開きます。

参加しているコース一覧

4. 動画資料を作成する

[教材を作成する]ボタンを押します。

教材作成ボタン

教材の種別を選択する画面が表示されます。「資料」を選びます。

資料のタイトルを入力します。

[資料作成: ページ編集]ボタンを押します。

資料の内容を編集する画面が表示されます。
下のイメージのように、画面右上あたりのエリアをスクロールして、「取り込みファイル」の欄を探します。[ファイルを選択]ボタンを押します。

撮影済みの動画を選ぶために、「フォトライブラリ」を選びます。

「ビデオ」を選びます。

保存されている動画から、公開したい動画を選んだ後、「完了」を押します。

「使用」を押します。

[変更を保存して終了]ボタンを押します。

動画資料が作成できました。

5. 動作確認する

ちゃんと再生できるか確認してみましょう。作成した動画資料を選びます。

画面右に動画が表示されます。矢印を押して動画が再生されればOKです。

その他、操作等で分からないことがあれば、先生向け資料を公開していますのでご利用ください。

GW明けの授業スタートに向けた対応

こんにちは。福岡です

既に授業を開始している学校も既にありますが、遠隔会議ツールの導入や急遽サーバを増強するなど、どの学校もまだ慌しい状況は続いていると思います。

遠隔会議ツールなど質問をいただくこともありますが、大学でご利用のツールや経験について情報をいただけることもあります。こちらで取りまとめられる範囲で共有できるようにしていきます。

次のマイルストーンはGWあけた5月7日ころと見ています。ここから授業開始する学校もありますし、既に授業開始している学校としても、この1〜2週間の状況を踏まえて調整をいれられるポイントになるかと思います。

このタイミングを見据えた対応状況についてお知らせします。

GW中にパッチリリース

4月17日に webclass v11.8.1 をリリースしました。https://webclass.jp/download/v11-8-1

その後のフィードバックを受けた調整と、本当はv11.8.1で入れたかったファイルアップロードに関するチェックの改善を入れる予定です。

なかなか全部を直すことは難しいですが、対応件数が多くなる学生からのファイルアップロードの機能として、チャットやレポート提出を中心に改善します。アップロードファイルサイズの上限を超えている場合は、送信ボタンを押したタイミングで送信前にチェックをしてフィードバックします。

WebClasの使い方

調査結果は先にこちらのブログに載せることもありますが、先生が使い方を確認するのに使えそうな情報は以下のページにだんだん入れていきます。

https://webclass.jp/documents

特に、最近は以下のページにZoom連携について資料を追加していました。

https://webclass.jp/documents/course-manage/257

弊社の対応状況

弊社では引き続き、在宅勤務を行っています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務実施のお知らせ
https://www.datapacific.co.jp/news/2020.html#20200406

そのため、電話のお問い合わせに対応しづらくなっていますのでご了承ください。

Microsoft Edge 81

こんにちは。福岡です

Microsoft Edge 81が4月14日にリリースされています。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/20/update-stable-channel-releases/

Chromiumエンジンになっているので、Chromiumエンジンのリリーススケジュールの変更に伴ってサイクルがずれていたようです。Chromeもそうでした。

Edgeの独自のリリース情報のページをうまく見つけられず、Chromiumの変更と基本は同じと考えていいのかもしれません。

Chrome等の他のブラウザもそうですが、Edgeも7月のリリースでTLS1.0と1.1はデフォルトで無効化されるそうです。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/31/tls-1-0-tls-1-1-schedule-update-edge-ie11/

遠隔会議ツールに関する追加情報

こんにちは。福岡です。

こちらでZoomsのLTI連携について調べて書きましたが、学校によっては別の遠隔会議ツールを使っており、質問いただいたり、情報提供をお願いしたりしている状況です。

だんだん整理してまとめていきますが、ひとまず今追加で調べたメモを書いておきます。

Zoom.us はURLを配布する手もあります。連携するメリットは?

・先生はわざわざZoomにログインし直すことなく、WebClassから直接Zoomの会議の管理ができます。WebClass上で他の資料を書いたり案内を書いたりしていて、ツールやアカウントの使い分けが発生しないので楽だと思います。
・WebClassのコースの単位で会議の管理ができます。コースを切り替えれば会議一覧は混じらないので、先生も学生もスケジュール確認しやすいと思います。

Zoom.us とLTI連携してみたんですが、画面が英語です。日本語になりませんか?

残念ながら、Zoom LTI Pro が英語しかまだサポートしていないようです。

Zoom LTI Pro の Release noteがこちらですが、このうち March 2020
(Current Release)の Known Issues の一番最後に記載があります。

https://zoomappdocs.docs.stoplight.io/lti-pro-v2/release-notes

”Changing to another language besides English is currently not supported”

Zoom.us で参加者の確認方法

WebClass経由で学生が会議に入ってくるとき、WebClassからは学生の氏名の情報を送っています。WebClass経由だとその名前が表示されると思いますが、確認中です。

後で参加者が誰だったか確認する場所は「Report」というリンクでありますが、有料プランでないと記録は残らないと思います。

Microsoft Teams と連携できますか?

Microsoft Teams との連携はまだ詳しいことはわかっておらず、WebClass との連携実績
もない状態です。

Microsoft Teams が LTI という教育システム向けの連携機能があるかどうか
については、断片的に手がかりを得ているのは以下となります。

Canvas は Microsoft Teams と連携できるようです。
[1] https://community.canvaslms.com/docs/DOC-18558-microsoft-teams-meetings-in-canvas

この記事で Canvas が Microsoft Teams との連携に使用しているのは、こちらで
提供されている開発ツールを使うようです。

[2] https://github.com/OfficeDev/msteams-app-lms-meetings

[1] によると [2] は LTI 1.3 という規格で連携するようです。
WebClass はLTI 1.1に対応していますが、1.3には対応していません。

[2]の詳細や、[2]がWebClassにも使えるものなのか、他にもやり方があるものなのか、まだ調査中です。