Microsoft Edge 81

こんにちは。福岡です

Microsoft Edge 81が4月14日にリリースされています。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/20/update-stable-channel-releases/

Chromiumエンジンになっているので、Chromiumエンジンのリリーススケジュールの変更に伴ってサイクルがずれていたようです。Chromeもそうでした。

Edgeの独自のリリース情報のページをうまく見つけられず、Chromiumの変更と基本は同じと考えていいのかもしれません。

Chrome等の他のブラウザもそうですが、Edgeも7月のリリースでTLS1.0と1.1はデフォルトで無効化されるそうです。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/31/tls-1-0-tls-1-1-schedule-update-edge-ie11/

遠隔会議ツールに関する追加情報

こんにちは。福岡です。

こちらでZoomsのLTI連携について調べて書きましたが、学校によっては別の遠隔会議ツールを使っており、質問いただいたり、情報提供をお願いしたりしている状況です。

だんだん整理してまとめていきますが、ひとまず今追加で調べたメモを書いておきます。

Zoom.us はURLを配布する手もあります。連携するメリットは?

・先生はわざわざZoomにログインし直すことなく、WebClassから直接Zoomの会議の管理ができます。WebClass上で他の資料を書いたり案内を書いたりしていて、ツールやアカウントの使い分けが発生しないので楽だと思います。
・WebClassのコースの単位で会議の管理ができます。コースを切り替えれば会議一覧は混じらないので、先生も学生もスケジュール確認しやすいと思います。

Zoom.us とLTI連携してみたんですが、画面が英語です。日本語になりませんか?

残念ながら、Zoom LTI Pro が英語しかまだサポートしていないようです。

Zoom LTI Pro の Release noteがこちらですが、このうち March 2020
(Current Release)の Known Issues の一番最後に記載があります。

https://zoomappdocs.docs.stoplight.io/lti-pro-v2/release-notes

”Changing to another language besides English is currently not supported”

Zoom.us で参加者の確認方法

WebClass経由で学生が会議に入ってくるとき、WebClassからは学生の氏名の情報を送っています。WebClass経由だとその名前が表示されると思いますが、確認中です。

後で参加者が誰だったか確認する場所は「Report」というリンクでありますが、有料プランでないと記録は残らないと思います。

Microsoft Teams と連携できますか?

Microsoft Teams との連携はまだ詳しいことはわかっておらず、WebClass との連携実績
もない状態です。

Microsoft Teams が LTI という教育システム向けの連携機能があるかどうか
については、断片的に手がかりを得ているのは以下となります。

Canvas は Microsoft Teams と連携できるようです。
[1] https://community.canvaslms.com/docs/DOC-18558-microsoft-teams-meetings-in-canvas

この記事で Canvas が Microsoft Teams との連携に使用しているのは、こちらで
提供されている開発ツールを使うようです。

[2] https://github.com/OfficeDev/msteams-app-lms-meetings

[1] によると [2] は LTI 1.3 という規格で連携するようです。
WebClass はLTI 1.1に対応していますが、1.3には対応していません。

[2]の詳細や、[2]がWebClassにも使えるものなのか、他にもやり方があるものなのか、まだ調査中です。

大学の遠隔授業に関する情報

こんにちは。福岡です

国立情報学研究所で、オンライン教育の取り組み関するシンポジウムが行われています。

各学校での事例に加えて、著作権やセキュリティのことについても報告があります。過去の内容もPDF資料及び動画が公開されていますので、参考になるところがあるのではないかと思います。

国立情報学研究所-重要なお知らせー新型コロナウイルス感染症対策に伴うICTを活用したオンライン教育等の取り組みについて

https://www.nii.ac.jp/news/2020/0325.html

Chrome 81

こんにちは。福岡です。

Chrome for Desktop 81 が 4月7日にリリースされました。当初の予定よりだいぶ間が空きました。

Chrome 81 Release note

Chrome 81 に関する情報は以下です。こちらに、主な変更点の情報へのリンクがあります。

https://developers.google.com/web/updates/tags/chrome81

Firefox 等と足並みを揃えて、TLSの古いバージョンが非推奨となりました。ただし、サポート機能の削除は 84 (おそらく7月頃リリース)に延期されたそうです。

JavaScript の言語レベルの変更はこちらにも情報があります。

https://v8.dev/blog/v8-release-81

CSS/JS の Chrome Platform の更新はこちらです。

https://www.chromestatus.com/features#milestone%3D81

Pickup for webclass

Release Note から辿った情報で、WebClassを利用するにあたって特に気になる変更はありません。

Others

今回のバージョンで多数拡張が加わったようです。

Web の AR の機能

WebXR hit testing という機能が加わっているようです

https://web.dev/ar-hit-test/

Badging Icon 機能が Origin Trial から標準機能に移行しました。

https://web.dev/badging-api/

Webアプリをスマホ等のアプリアイコンとして登録しているときに、例えばメッセージが何件あります、みたいなバッジアイコンをつけることができるようです。

Web NFC

これは Origin Trial に加わった機能です。

https://developers.chrome.com/origintrials/#/view_trial/236438980436951041

今後のリリース

現在、Chromeはリリーススケジュールの調整中だそうです。81がリリースされましたが、82はスキップされ、83が5月中旬くらいに出る予定だそうです。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

https://webclass.jp/documents/system-admin/browser-releases

Firefox 75

こんにちは。福岡です。

Firefox Desktop Browser 75 が4月7日にリリースされました。

Firefox 75 Relase note

Firefox 75 release note
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/75.0/releasenotes/

Firefox 75 release note for developers
https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Mozilla/Firefox/Releases/75

Site compatibility
https://www.fxsitecompat.dev/en-CA/versions/75/

\<style>タグの type 属性は、"text/css" または "" のみに制限されました。

https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1614329

Pickup for webclass

WebClassの利用する機能で特に変わるところはありません。

Others

WebClass と直接は関係ありませんが、アドレスバー兼検索バーの動きが改良されたようです。

https://blog.mozilla.org/blog/2020/04/07/latest-firefox-updates-address-bar-making-search-easier-than-ever/

今後の Firefox のリリースについて

Firefox 76 および Firefox ESR 68.8 のリリース予定は 2020-05-05 になっています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

https://webclass.jp/documents/system-admin/browser-releases