EDIX 2019 東京展に出展しました

時間が空いてしまいましたが、私たち日本データパシフィックは第10回 教育ITソリューションEXPO EDIX出展していました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。直接お会いする機会が持てて嬉しかったです。

出展社は430社、来場者数は30000名程と、例年通り大盛況だったようです。お話させていただいた方も様々で、大学・高校、専門学校や企業の、先生もいればシステム導入を検討中の立場の人もいました。
WebClassはクラウド環境によるサービス提供にも力を入れていて、現在のユーザー様は大学や高専が多いですが、例えば企業の研修等にも社内教育の基盤としてご利用いただけたらと、そういう話もしました。
「データパシフィックさんの教材の評判が良くて、もっと種類を増やそうと考えている」と言われ、資料を持ち帰って頂いたお客様もいました。こういった声は本当に励みになります。ますますご愛顧いただけるよう精進していきます。

今後も様々な声を伺い、これからの教育にフィットした提案をしていきたいと思います。

個人的な反省点としては、英語でも弊社製品をアピールすることができるようになることです... 😂

[学習記録ビューア] 組織管理権限を引き渡すことできるようになります

今日は一部の人に刺さるであろう新機能の紹介をします。学習記録ビューアの組織管理権限を、学習記録ビューア システム管理者から他ユーザーに引き渡すことできるようになりました!これまではシステム管理者が組織を一元管理するしかなかったのですが、一部の組織の管理をその組織専任の監督に任せてしまうようなことが可能です。

運用例

教職過程コースを履修している学生に、活動記録と自己評価をさせる、教職履修カルテ プラグインを利用している場合。

管理者は上位組織(上図の「教職履修カルテ」)で全体を管理しています。指導教員が各学年ごとの組織(上図の「1年生」等)で、担当する学年の学生にアドバイスしています。こういう場合、指導教員に、担当する学年の学生の追加・削除を行って欲しいことはままあると思います。

そこで、各学年の指導教員に、担当する組織で、今回実装された「組織管理」権限を付与します。

すると、「組織管理」権限を付与された指導教員は、担当する組織で、メンバーの変更や権限設定を行うことができるようになります。

このように、現場の人に権限を渡して一部の作業を任せてしまうことで、学習記録ビューア システム管理者が全てを管理する必要がなくなり、お互いに仕事がやりやすくなるかもしれません。ぜひ有効に活用してみてください。

「組織管理」権限は、学習記録ビューア v4.2 でご提供予定です。後ほどマニュアルで詳しい使用方法をご案内します。

海南記

こんにちは。福岡です。

私がいる事務所は調布ベースという名前になりました。調布の駅近にありますが、具体的な場所は非公開です。

大学に入った時に調布に来て以来、ほぼ調布にいます。駅、市役所や病院など町の機能がコンパクトに収まり、かつ混みすぎないので快適な町と思って気に入っています。開発でも、近くにある電通大の学生がアルバイトに来てくれていて、とても助かっています。

そんないい町、調布のお店を紹介します。今回は「海南記」という中華料理屋さんです。

たぶん中国の人がやっています。中国語はよくわかりませんが、たぶん中国語で店員さんが話していたり、たぶん中国語の音楽がかかっていたり、回転する丸テーブルがあったりと、雰囲気もそれっぽいです。

夜は行ったことありませんが、ランチは680円でしっかり食べられます。日替わりメニューといつものメニューがあります。

食レポみたいに上手いこと書けませんが、美味しいので週一くらいで行ってます。

社内勉強会

こんにちは。福岡です。

調布ベースでは、だいたい月に1回、社内で勉強会を開いています。開発等に関して、みんなでネタを持ち寄って発表しています。今日も夕方というか夜にやっていました。

私は好きでネタも考えますが、こういうのは好きな人そうでない人、また意味があると考える人もいれば無駄と考える人もいます。そのあたりを少し整理しようと思います。

勉強会で何を狙っているか

私は「やろうよ」と声をかけることもある身として、以下を考えています。

  • 見つけたネタを共有できたら楽しい。自分もそうだし、同じように考える人がいたら聞いてみたいな
  • まっすぐに自分の業務の内容だけ調べていると刺激が薄れるので、変わったネタを仕入れたい。他の人にもそんな刺激ができたらいいな。
  • 普段は、特に学生は時間がばらばらなことも多いので、たまにみんなで集まって楽しく話したりしたいな

ネタと言っても、私はあまりクオリティの高いネタを用意できないので、緩くでいいかなと。

一方で、他に参加する人にはその人たちの思惑もあってしかりと思います。

一般に「勉強会は無駄」と言われることもある

ときどき気になるのが、他の人は負担ばかりで出たくないと思っているんじゃないか? という点です。

ちなみに、うちでは自由参加で時給が出るので、決して自主性を重んじて云々みたいな綺麗ごとだけの会ではないと信じています。ですが、それより作業を進めてさっさと帰りたいと思うこともあれば、みんな出てると断りずらいなと思うこともあると思います。

技術力向上させたいと思って会をひらくなら、研修の形をとるのが良いはずです。もう少し研修も充実させたいとも思っています。その点、「研修やるぞ」と構えるほどではなく「こんなのあるよ」と伝える機会が持てているのは、ありがたく思っています。とはいえ、研修にするならするで、私自身も時間の使い方に気を付けないといけませんね。

無駄にしないために

結局のところ、活かすかどうかはその後どうするかだと思います。特に聞くだけだった人は、その後で自分で実践したり練習したりして自分のものにする時間と労を投入しない限り、ただ聞いただけになります。

ただ、「その後」が次の日でなければいけないと考えすぎると、しんどいですね。半年後に「そういえば」でつながることもあると思います。その点を考慮して、時間や頻度など調整していく必要があると思っています。

緩く行けるといいなという点と、やるからにはという点と、いつも考えています。

楽しく、まじめに

うじうじ考えるだけの駄文になってしまいました。

僕としては、学んだり挑戦しようとする人は支援したいです。そういうところはまじめに行きたいです。でもできたら、楽しくできたらいいなと思います。

WebClass で使えるサーバOS リリースとサポート状況

RHEL8がリリースされたようです。

いつも通り、評価版は期限付きで無料で試せるようです。

v7 からの違いをまとめたブログ記事を見つけました。

ntp パッケージが消えて chrony に統一されたり、出来たと思ったところの firewald が早くも消えたりと、また変化がありますね。

CentOS については、まだ v8 のアナウンスはありません。いつも少し遅れて出てきます。

Server OS Lifecycle

RHEL

RHEL のバージョンとサポート状況はこんな感じです。

いろいろフェーズがありますが、WebClass がサポートを続けるのは Maintenance Support 2 までです。この後のEnd of Extended Life-cycle Support フェーズは、RHELのサポートサイト上でドキュメント等は残っていますが、セキュリティ修正も提供されないフェーズです。RHEL6 はEnd of Maintenance Support 2 の期限が 2020/11/30 までとなっています。

WebClass についてはこれ以降は RHEL6 を考慮した実装やテストは行いません。また、実際の利用状況や、技術的な状況を加味して早めに切り上げることもあります。

Debian

Debian は2年の周期でメジャーバージョンが上がります。メジャーバージョンが1つ古くなってから1年は通常のサポートに含まれます。つまり、メジャーバージョンがリリースされてからだいたい3年のサポート期間があります。

その後は LTS (Long term support) が2年カバーします。

つまり、最長で5年程度のサポート期間があります。

現在カレントバージョンである Debian9 は 2022年6月末まで、1つ前の Debian 8 は 2020年6月末までとなります。

Debian は apt システムによりメジャーバージョンのアップグレードが可能です。入れ直しを必要としないので、あまりLTSをあてにしすぎずにアップデートしていくことを考えています。

いずれにせよ、WebClass は LTS の切れたバージョンはサポート外としています。

WebClass の対応

RHEL8 にはまだ対応していませんが、対応させていきます。ただし、現時点ではまだ具体的な予定日等は確定していません。

一方で、OS ベンダーの方でサポート切れになっている OS もまた、WebClass のサポートから外れていきます。

稼働しているシステムの更新・アップデートについて

WebClass もだんだんと大学の授業で広く使っていただけるようになり、サービスの停止時間を確保することが難しくなってきている学校もあります。

一方で、安心して利用し続けていただくためにも現在の技術動向に対応していったり、セキュリティアップデート等のメンテナンスは必要になります。

やりくりの難しいところもあるとは思いますが、システム管理者や利用者の方々と協力して、維持していけたらと思います。