Cent OS8、そろそろ?

こんにちは。福岡です

RHEL8 が5月にリリースされていますが、CentOS8 のリリースを待っている人も多いのではないでしょうか。

たまたま調べていたら、CentOS8 のワーキングステータスのページを見つけました。

https://wiki.centos.org/About/Building_8#head-516d5e6556bb8523b52fba246953d32831582480

RC Work Done となっているので、最終工程でしょうか。

こうして工程やステータスが公開されているのは面白いなと思います。

STOP

こんにちは。福岡です。

この夏のアップデートパッチは7月31日のリリースを予定していましたが、テストのやり直しが発生したため、少し送れて8月のお盆前を予定しています。

WebClassの年2回のリリースでは機能全体の検査をしています。だいたい1ヶ月くらいの期間をつかっていますが、その間に見つかったバグの修正などを反映したバージョンに差し替えるため、期間中には検査対象のバージョンや環境を変えて複数回テストをします。

今回はテストターゲットとして、拡張機能の開発途中のブランチで自動生成されたパッチを誤って選んでしまいました。そのままテストを開始してしまっていたため、テストターゲットを選び直してやり直しとなってしまいました。

リリーススケジュールは社内のいくつかのスケジュールとも関係していたため、遅れが出るのは私たちとしても痛いのですが、その中でも幸いと思っているのは「STOP」ができたことです。

投入した何かがあると、どうしても取り返したくなります。そのために、続行したり、ちょっとした調整で済ませようとします。それで済むこともあるとは思いますが、「どうも進み方がおかしいぞ?」と思った時は、手を止めて仕切り直しをする勇気が必要と思います。スタッフも受け入れて、テストのやり直しも進めてくれています。

海南記

こんにちは。福岡です。

私がいる事務所は調布ベースという名前になりました。調布の駅近にありますが、具体的な場所は非公開です。

大学に入った時に調布に来て以来、ほぼ調布にいます。駅、市役所や病院など町の機能がコンパクトに収まり、かつ混みすぎないので快適な町と思って気に入っています。開発でも、近くにある電通大の学生がアルバイトに来てくれていて、とても助かっています。

そんないい町、調布のお店を紹介します。今回は「海南記」という中華料理屋さんです。

たぶん中国の人がやっています。中国語はよくわかりませんが、たぶん中国語で店員さんが話していたり、たぶん中国語の音楽がかかっていたり、回転する丸テーブルがあったりと、雰囲気もそれっぽいです。

夜は行ったことありませんが、ランチは680円でしっかり食べられます。日替わりメニューといつものメニューがあります。

食レポみたいに上手いこと書けませんが、美味しいので週一くらいで行ってます。

社内勉強会

こんにちは。福岡です。

調布ベースでは、だいたい月に1回、社内で勉強会を開いています。開発等に関して、みんなでネタを持ち寄って発表しています。今日も夕方というか夜にやっていました。

私は好きでネタも考えますが、こういうのは好きな人そうでない人、また意味があると考える人もいれば無駄と考える人もいます。そのあたりを少し整理しようと思います。

勉強会で何を狙っているか

私は「やろうよ」と声をかけることもある身として、以下を考えています。

  • 見つけたネタを共有できたら楽しい。自分もそうだし、同じように考える人がいたら聞いてみたいな
  • まっすぐに自分の業務の内容だけ調べていると刺激が薄れるので、変わったネタを仕入れたい。他の人にもそんな刺激ができたらいいな。
  • 普段は、特に学生は時間がばらばらなことも多いので、たまにみんなで集まって楽しく話したりしたいな

ネタと言っても、私はあまりクオリティの高いネタを用意できないので、緩くでいいかなと。

一方で、他に参加する人にはその人たちの思惑もあってしかりと思います。

一般に「勉強会は無駄」と言われることもある

ときどき気になるのが、他の人は負担ばかりで出たくないと思っているんじゃないか? という点です。

ちなみに、うちでは自由参加で時給が出るので、決して自主性を重んじて云々みたいな綺麗ごとだけの会ではないと信じています。ですが、それより作業を進めてさっさと帰りたいと思うこともあれば、みんな出てると断りずらいなと思うこともあると思います。

技術力向上させたいと思って会をひらくなら、研修の形をとるのが良いはずです。もう少し研修も充実させたいとも思っています。その点、「研修やるぞ」と構えるほどではなく「こんなのあるよ」と伝える機会が持てているのは、ありがたく思っています。とはいえ、研修にするならするで、私自身も時間の使い方に気を付けないといけませんね。

無駄にしないために

結局のところ、活かすかどうかはその後どうするかだと思います。特に聞くだけだった人は、その後で自分で実践したり練習したりして自分のものにする時間と労を投入しない限り、ただ聞いただけになります。

ただ、「その後」が次の日でなければいけないと考えすぎると、しんどいですね。半年後に「そういえば」でつながることもあると思います。その点を考慮して、時間や頻度など調整していく必要があると思っています。

緩く行けるといいなという点と、やるからにはという点と、いつも考えています。

楽しく、まじめに

うじうじ考えるだけの駄文になってしまいました。

僕としては、学んだり挑戦しようとする人は支援したいです。そういうところはまじめに行きたいです。でもできたら、楽しくできたらいいなと思います。

WebClass で使えるサーバOS リリースとサポート状況

RHEL8がリリースされたようです。

いつも通り、評価版は期限付きで無料で試せるようです。

v7 からの違いをまとめたブログ記事を見つけました。

ntp パッケージが消えて chrony に統一されたり、出来たと思ったところの firewald が早くも消えたりと、また変化がありますね。

CentOS については、まだ v8 のアナウンスはありません。いつも少し遅れて出てきます。

Server OS Lifecycle

RHEL

RHEL のバージョンとサポート状況はこんな感じです。

いろいろフェーズがありますが、WebClass がサポートを続けるのは Maintenance Support 2 までです。この後のEnd of Extended Life-cycle Support フェーズは、RHELのサポートサイト上でドキュメント等は残っていますが、セキュリティ修正も提供されないフェーズです。RHEL6 はEnd of Maintenance Support 2 の期限が 2020/11/30 までとなっています。

WebClass についてはこれ以降は RHEL6 を考慮した実装やテストは行いません。また、実際の利用状況や、技術的な状況を加味して早めに切り上げることもあります。

Debian

Debian は2年の周期でメジャーバージョンが上がります。メジャーバージョンが1つ古くなってから1年は通常のサポートに含まれます。つまり、メジャーバージョンがリリースされてからだいたい3年のサポート期間があります。

その後は LTS (Long term support) が2年カバーします。

つまり、最長で5年程度のサポート期間があります。

現在カレントバージョンである Debian9 は 2022年6月末まで、1つ前の Debian 8 は 2020年6月末までとなります。

Debian は apt システムによりメジャーバージョンのアップグレードが可能です。入れ直しを必要としないので、あまりLTSをあてにしすぎずにアップデートしていくことを考えています。

いずれにせよ、WebClass は LTS の切れたバージョンはサポート外としています。

WebClass の対応

RHEL8 にはまだ対応していませんが、対応させていきます。ただし、現時点ではまだ具体的な予定日等は確定していません。

一方で、OS ベンダーの方でサポート切れになっている OS もまた、WebClass のサポートから外れていきます。

稼働しているシステムの更新・アップデートについて

WebClass もだんだんと大学の授業で広く使っていただけるようになり、サービスの停止時間を確保することが難しくなってきている学校もあります。

一方で、安心して利用し続けていただくためにも現在の技術動向に対応していったり、セキュリティアップデート等のメンテナンスは必要になります。

やりくりの難しいところもあるとは思いますが、システム管理者や利用者の方々と協力して、維持していけたらと思います。