Firefox 133

Firefox 133 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは、WebClassに影響のある変更はありませんでした

気になる変更点

他のデバイスのタブを表示するためのサイドバーを、タブオーバービューメニューから開くことができるようになりました。

スマホやPCからのタブをお互いのデバイスで開く機能は他のブラウザにもありますが、Chromeと比べるとクリック数が少なくなるので、頻繁に複数のデバイスを持ち替える方はFirefoxの方が便利になったかもしれません。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 1月 7 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

WebAPIの利用手順書

概要

このドキュメントは、WebClass の WebAPI の利用手順について記載します。
WebClassで利用できるWebAPIの詳細ついては以下のドキュメントをご覧ください。

WebClass APIドキュメント

WebAPI の有効化


WebAPI を利用するには、事前に WebClass に ClientIDトークン取得用認証キー を設定する必要があります。この設定はサポートが行いますので、ClientID を指定してください。

  • ClientID は、API を利用するシステムを識別するためのものです。
  • URL または英数字の文字列を使用します。

    : https://some.existing.service/

サポートが認証キーを生成し、ClientID と一緒に登録します。登録後、認証キーを通知します。

トークンの取得


ClientIDトークン取得用認証キー を使用してアクセストークンを取得します。

Form形式の場合

curl -X POST https://your.webclass.site/webclass/api.php/auth/token \
  -H "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" \
  -d "client_id=YOUR-CLIENT-ID&key=YOUR-SECRET-KEY"

JSON形式の場合 (WebClass v12 以降)

curl -X POST https://your.webclass.site/webclass/api.php/auth/token \
  -H "Content-Type: application/json" \
  -d '{"client_id":"YOUR-CLIENT-ID", "key":"YOUR-SECRET-KEY"}'

レスポンス例

{
  "result": "OK",
  "token": "xxxxxxxxxx"
}

API の利用


取得したトークンを Bearer ヘッダー に設定して API を呼び出します。

教材の成績データ取得API の例

:contents_id はデータを取り出す教材 ID に置き換えます。

curl -X GET https://your.webclass.site/webclass/api.php/rest/contents/:contents_id/scores \
  -H "Authorization: Bearer xxxxxxxx"

利用例


WebAPIの利用例として、ユーザ登録APIとコースユーザ登録APIの利用方法を紹介します。

ユーザ登録


ユーザ登録 API を利用して、新しいユーザを登録します。

  • メソッド: POST
  • Content-Type: application/json

ユーザ登録 API エンドポイント

https://サーバホスト/webclass/api.php/rest/user

送信データ例

{
  "user_id": "id000001",
  "fullname": "鈴木 先生",
  "email": "suzukisensei@example.com",
  "perm": "1",
  "student_id": "2022000001",
  "login_id": "extid000001"
}

返却データ例

{
  "result": "Registration successful. user_id <id000001> added."
}

コースユーザ登録


コースユーザ登録 API を利用して、コースにユーザを登録します。

  • メソッド: POST
  • Content-Type: application/json

コースユーザ登録 API エンドポイント

https://サーバホスト/webclass/api.php/rest/course/APITestCourse/member

送信データ例

{
  "user_id": "id000001",
  "course_perm": "0"
}

返却データ例

{
  "result": "Registration successful. user_id <id000001> added."
}

Chrome 131

Google Chrome 131 の安定版が11月6日にリリースされました。

Chrome 131 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/chrome-131-beta

Pickup for WebClass

今回のリリースで、WebClassの機能に影響を与える変更点はありませんでした。

気になる変更点

Summarizer API と Translator API

GoogleのLLMを活用したAPIがChrome129に続き追加されました。これらのAPIはローカルにダウンロードされたモデルを使用して、ページの要約や翻訳などの機能を提供します。開発者は、独自のLLMを用意する必要がなく、簡単に高性能なLLMを使ったwebサービスを提供できるようになります。一方で、ローカルにモデルをダウンロードする必要があるため、現在のところパソコンのみにしか対応していない点に注意が必要です。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2025年1月8日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Firefox 132

Firefox 132 release note

Firefox 132 が 2024年10月29日にリリースされました。

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは、WebClassに影響のある変更はありませんでした

気になる変更点

JavaScriptの正規表現における?ims-ims: 修飾子をサポート

Firefox132にて正規表現における新たな修飾子がサポートされました。

この修飾子を使うと、正規表現の特定部分において ims フラグを有効・無効化して正規表現の挙動を調整できます。

(?flags1-flags2:pattern) という構文であり、flag1には有効化したいフラグを、flag2には無効化するフラグを書きます。

  • iフラグ:大文字小文字を区別しないモードとする
  • mフラグ:入力の境界指定子 ^$ の動作を変更し、各行の先頭や末尾にもマッチするようにする
  • s フラグ: ワイルドカードの . 文字が改行文字も含めた任意の文字にマッチするように変更する

例えば、以下のようにWebClassという文字列にだけ大文字・小文字のパターンを区別するように設定できます。

const pattern1 = /WebClass is an LMS/i;

console.log(pattern1.test("webclass is an LMS")); // true
console.log(pattern1.test("WebClass is an LMS")); // true

const pattern2 = /(?-i:WebClass) is an LMS/i;

console.log(pattern2.test("webclass is an LMS")); // false
console.log(pattern2.test("WebClass is an LMS")); // true

この機能はChromeとEdgeでは先にサポートされていて、Safariではサポートされていません。

参考:https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/JavaScript/Reference/Regular_expressions/Modifier

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 11月 26 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 130

Google Chrome 130の安定版が 10月9日にリリースされました。

Chrome 130 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-130

Pickup for WebClass

今回のリリースで、WebClassの機能に影響を与える変更点はありませんでした。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2024年11月6日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。