4月-5月に多かったお問い合わせ

4月ー5月の間に多く寄せられたお問い合わせをピックアップいたしました。

  1. HDDの残り容量を確認する方法
  2. 今どれ位の利用者がいるか確認する方法
  3. 「一斉アクセス(同時アクセス)」の意味について
  4. 日本データパシフィックが提供するWebClassクラウドサービスの場合のリソース追加について
  5. レポートの採点結果を学生に見せたくない場合。
  6. PDFファイルの印刷やダウンロードを防ぎたい
  7. 「回答データが古い回答で上書きされることを防ぐため回答の保存を中止しました。」
  8. Special. 体温や体調の記録を付ける方法

1. HDDの残り容量を確認する方法

https://webclass.jp/documents/system-admin/268

2. 今どれ位の利用者がいるか確認する方法

システム管理者でログインしていただき、システム情報>ログイン状況をご確認ください。
v11.8.2 では、セッション数と人数(アカウント数)とを区別して表示しています。

3. 「一斉アクセス(同時アクセス)」の意味について

https://www.datapacific.co.jp/webclass/price/index.html

「Webサーバ1台で、チャイムが鳴って一斉にアクセスするケースで200名程度に対応可能です。
ログインや教材の実行などの操作がばらばらであれば、600名程度利用可能です。」

4. 日本データパシフィックが提供するWebClassクラウドサービスの場合のリソース追加について

  • ディスク容量の追加 100GB 単位で追加できます。
  • 構成変更作業費 3万円(1回)
    • ※深夜早朝の作業は別途追加費用を頂戴致します。
  • データ転送量の追加 100GB 単位で追加できます。

費用はお問い合わせ下さい。

5. レポートの採点結果を学生に見せたくない場合。

教材の設定画面を開き、「種別」を「レポート(成績非表示)」にして頂くと成績は学生さんには見えません。

6. PDFファイルの印刷やダウンロードを防ぎたい

PDF表示はそれぞれのPCにインストールされているPDFビューアを使って表示させていることから、WebClass側でダウンロードや印刷ボタンの表示を抑制することができません。

別の方として「PDF.js」というツールを使う事でボタンを非表示にする事は可能ですが、当社のサポート範囲を超えますので、その点ご了承頂き、自己責任でのご利用をお願い致します。

https://mozilla.github.io/pdf.js/

まずは下記のリンクからサンプルファイルをダウンロード頂き、WebClassの「取り込みファイル」から読み込ませて頂けますでしょうか。

そうするとダウンロード、印刷のボタンが出ない状態でPDFを表示できることが確認頂けると思います。

https://datapacific001-my.sharepoint.com/:u:/g/personal/watanabe_datapacific_co_jp/ET4mOj_EpEBGkUwlBgmtHZIBBd7oAH74turyJHGkPczSFw
(URLを変更しました)

先生のPDF資料をアップロードする場合ですが、添付のzipファイルを解凍頂き、中に入っている index.pdf ファイルを先生のファイルで置き換えてください。

他のファイルと一緒にもう一度zipファイルとして圧縮して頂き、WebClassへアップロードをお願い致します。

7. 「回答データが古い回答で上書きされることを防ぐため回答の保存を中止しました。」

学生がレポートに回答するとき、このようなエラーが表示されることがあります。こちらのメッセージですが、複数の端末でWebClassの画面を開いていると発生する可能性があります。

例えば次のような状況です。

  1. 自宅のパソコンでテストまたはアンケート画面を開いておきます。
  2. 別の端末(スマートフォンを含む)でテストまたはアンケート画面を開いて、回答を提出しようとします。
  3. 自宅のパソコン画面で開いていたテストまたはアンケートの回答画面を終了しようとすると今回のメッセージが表示されます。

対処方法としては、まず全ての端末でWebClassからログアウトし、再度ログインしてもう一度回答をお願いします。

その際回答の上書きについてのメッセージが出ると思いますが、間違い無く最新の回答であれば上書きして頂いて結構です。

8. Special. 体温や体調の記録を付ける方法

東京医科歯科大学様より、WebClassで学生の体温・体調の記録をつける教材を提供いただきました。

https://webclass.jp/documents/course-manage/262/questionnaire-physical-condition

GW明けの授業スタートに向けた対応

こんにちは。福岡です

既に授業を開始している学校も既にありますが、遠隔会議ツールの導入や急遽サーバを増強するなど、どの学校もまだ慌しい状況は続いていると思います。

遠隔会議ツールなど質問をいただくこともありますが、大学でご利用のツールや経験について情報をいただけることもあります。こちらで取りまとめられる範囲で共有できるようにしていきます。

次のマイルストーンはGWあけた5月7日ころと見ています。ここから授業開始する学校もありますし、既に授業開始している学校としても、この1〜2週間の状況を踏まえて調整をいれられるポイントになるかと思います。

このタイミングを見据えた対応状況についてお知らせします。

GW中にパッチリリース

4月17日に webclass v11.8.1 をリリースしました。https://webclass.jp/download/v11-8-1

その後のフィードバックを受けた調整と、本当はv11.8.1で入れたかったファイルアップロードに関するチェックの改善を入れる予定です。

なかなか全部を直すことは難しいですが、対応件数が多くなる学生からのファイルアップロードの機能として、チャットやレポート提出を中心に改善します。アップロードファイルサイズの上限を超えている場合は、送信ボタンを押したタイミングで送信前にチェックをしてフィードバックします。

WebClasの使い方

調査結果は先にこちらのブログに載せることもありますが、先生が使い方を確認するのに使えそうな情報は以下のページにだんだん入れていきます。

https://webclass.jp/documents

特に、最近は以下のページにZoom連携について資料を追加していました。

https://webclass.jp/documents/course-manage/257

弊社の対応状況

弊社では引き続き、在宅勤務を行っています。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う在宅勤務実施のお知らせ
https://www.datapacific.co.jp/news/2020.html#20200406

そのため、電話のお問い合わせに対応しづらくなっていますのでご了承ください。

Microsoft Edge 81

こんにちは。福岡です

Microsoft Edge 81が4月14日にリリースされています。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/20/update-stable-channel-releases/

Chromiumエンジンになっているので、Chromiumエンジンのリリーススケジュールの変更に伴ってサイクルがずれていたようです。Chromeもそうでした。

Edgeの独自のリリース情報のページをうまく見つけられず、Chromiumの変更と基本は同じと考えていいのかもしれません。

Chrome等の他のブラウザもそうですが、Edgeも7月のリリースでTLS1.0と1.1はデフォルトで無効化されるそうです。

https://blogs.windows.com/msedgedev/2020/03/31/tls-1-0-tls-1-1-schedule-update-edge-ie11/

遠隔会議ツールに関する追加情報

こんにちは。福岡です。

こちらでZoomsのLTI連携について調べて書きましたが、学校によっては別の遠隔会議ツールを使っており、質問いただいたり、情報提供をお願いしたりしている状況です。

だんだん整理してまとめていきますが、ひとまず今追加で調べたメモを書いておきます。

Zoom.us はURLを配布する手もあります。連携するメリットは?

・先生はわざわざZoomにログインし直すことなく、WebClassから直接Zoomの会議の管理ができます。WebClass上で他の資料を書いたり案内を書いたりしていて、ツールやアカウントの使い分けが発生しないので楽だと思います。
・WebClassのコースの単位で会議の管理ができます。コースを切り替えれば会議一覧は混じらないので、先生も学生もスケジュール確認しやすいと思います。

Zoom.us とLTI連携してみたんですが、画面が英語です。日本語になりませんか?

残念ながら、Zoom LTI Pro が英語しかまだサポートしていないようです。

Zoom LTI Pro の Release noteがこちらですが、このうち March 2020
(Current Release)の Known Issues の一番最後に記載があります。

https://zoomappdocs.docs.stoplight.io/lti-pro-v2/release-notes

”Changing to another language besides English is currently not supported”

Zoom.us で参加者の確認方法

WebClass経由で学生が会議に入ってくるとき、WebClassからは学生の氏名の情報を送っています。WebClass経由だとその名前が表示されると思いますが、確認中です。

後で参加者が誰だったか確認する場所は「Report」というリンクでありますが、有料プランでないと記録は残らないと思います。

Microsoft Teams と連携できますか?

Microsoft Teams との連携はまだ詳しいことはわかっておらず、WebClass との連携実績
もない状態です。

Microsoft Teams が LTI という教育システム向けの連携機能があるかどうか
については、断片的に手がかりを得ているのは以下となります。

Canvas は Microsoft Teams と連携できるようです。
[1] https://community.canvaslms.com/docs/DOC-18558-microsoft-teams-meetings-in-canvas

この記事で Canvas が Microsoft Teams との連携に使用しているのは、こちらで
提供されている開発ツールを使うようです。

[2] https://github.com/OfficeDev/msteams-app-lms-meetings

[1] によると [2] は LTI 1.3 という規格で連携するようです。
WebClass はLTI 1.1に対応していますが、1.3には対応していません。

[2]の詳細や、[2]がWebClassにも使えるものなのか、他にもやり方があるものなのか、まだ調査中です。

大学の遠隔授業に関する情報

こんにちは。福岡です

国立情報学研究所で、オンライン教育の取り組み関するシンポジウムが行われています。

各学校での事例に加えて、著作権やセキュリティのことについても報告があります。過去の内容もPDF資料及び動画が公開されていますので、参考になるところがあるのではないかと思います。

国立情報学研究所-重要なお知らせー新型コロナウイルス感染症対策に伴うICTを活用したオンライン教育等の取り組みについて

https://www.nii.ac.jp/news/2020/0325.html