Firefox 122

Firefox 122が 1月23日にリリースされました。

Firefox 122 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは、WebClassに影響はありません。

気になる変更点

LargestContentfulPaint APIのサポート

LargestContentfulPaint APIがサポートされるようになりました。

ページの読み込みが1秒遅くなるだけでも、サイトを離れる確率は上昇すると言われ、ページの表示速度はWebサイトにとって重要な問題です。

このAPIを利用することでユーザーがウェブページを読み込む際に表示される最大の画像またはテキストの描画に関するタイミングを取得できるようになります。

このAPIを使って、視覚的効果の高い大きな画像やコンテンツの読み込み速度を監視し、遅くなっている場合は改善することで、よりユーザの使いやすいWebサイトの運営が可能になると思います。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 2月 20 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Google Chrome 120

Google Chrome 120 の安定版が11月29日にリリースされました。

Chrome 120 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-120/

Pickup for WebClass

今回の変更の中に、WebClassに影響があるものはありませんでした。

気になる変更点

CSSがValue and Units Module Level 4で定義された以下の指数・対数関数に対応します。

  • 累乗を計算するpow()
  • 平方根を計算するsqrt()
  • 各引数の二乗の合計値の平方根を計算するhypot()
  • 対数を計算するlog()
  • 自然対数の累乗を計算するexp()

これらの関数を利用すればより複雑な表現が可能になりそうです。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2024年01月17日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Google Chrome 117

Google Chrome 117 の安定版が9月12日にリリースされました。

Chrome 117 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-117/

Pickup for WebClass

今回の変更の中に、WebClassに影響があるものはありませんでした。

気になる変更点

Webページにアニメーションを表現できる「トランジション」の機能に関係する機能が強化されました。

具体的には、トランジション開始前の状態をCSSに記述可能にする「@starting-style」ルールや、トランジションの際、要素を最上位レイヤーに保持できるように「overlay」プロパティ、離散的なプロパティをトランジションに使用できるようにする「transition-behaviorプロパティ」に新たに対応しました。

トランジションを利用したより多彩なアニメーションが表現できるようになりそうです。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2023年10月10日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。