Chrome 106

Google Chrome 106 が 9 月 27日にリリースされました。

Chrome 106 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-106/

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 10月 25 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 105

Chrome 105 が 8 月 30 日にリリースされました。

Chrome 105 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-105/

https://chromestatus.com/features#milestone%3D105

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

気になる変更点

気になる変更点を挙げます。

CSS Container Query

CSS Container Query に対応しました。

https://developer.chrome.com/blog/has-with-cq-m105/

レスポンシブデザインを実現するために @media を使いますが、コンテナクエリーを使うことで親要素のサイズを参照することが出来ます。ただし、まだChromeとSafari Technology preview だけしか対応していないようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/CSS/CSS_Container_Queries

Sanitize API

Chrome 102 のリリースノートでも案内があったのですが、Sanitize API が Stable として取り込まれたようです。102で入ったと思ったのですが、まだ段階が1つ違っていたのでしょうか。

https://webclass.jp/blog/2022/05/27/chrome-102-release-note/

ブラウザ対応状況をMozillaのページでみると、Chrome は 105 からの対応となっていますが、Safari と Firefox は未対応のようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/HTML_Sanitizer_API

そういえば、どんどんシェアを落としている Firefox 大丈夫ですかね。こういう資料のサイトも便利で頑張ってほしいですが。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 9 月 27 日に予定されています。

https://developer.chrome.com/blog/deps-rems-106/

Chrome 106 では Cookie の domain attribute では non-ASCII 文字を受け付けなくなるようです。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 104

Google Chrome 104 が 8 月 2 日にリリースされました。

Chrome 104 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-104/

Pickup for WebClass

Cookie の Expires/Max-Age に設定できる値が最大 400 日になった

WebClass の動作には影響ないことを確認しました。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 8 月 30 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 103

Chrome 103 が 6 月 21 日にリリースされました。

Chrome 103 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/features#milestone%3D103

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-103/

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 8 月 2 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 102

Chrome 102 が 5 月 24 日にリリースされました。

Chrome 102 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

気になる変更点

気になる変更点を挙げます。

Sanitize API がデフォルトで有効に

HTML のタグを含んだ文字列を無害化するAPIがこれまで実験的に用意されていたのですが、Chrom 102 からデフォルトで有効になりました。

https://chromestatus.com/feature/5786893650231296

どのように使うかは、以下の記事に詳しく書いてあります。

https://web.dev/sanitizer/

ブラウザ対応状況がMozillaのページにまとめられているのですが、5月27日時点ではまだ更新されていないようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/HTML_Sanitizer_API

HTML は特にWebシステムの周辺でちょっとした文字の装飾をするのに便利です。ですが、スクリプトを埋め込むこともできるのでユーザの入力内容にHTMLを許可すると脆弱性になりました。特定のタグだけを許すなどの無害化も実際にやろうとするとなかなか実装が大変です。標準APIとして提供されるとありがたいので興味がありますが、まだ Safari や Firefox 等では提供されていなさそうです。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 6 月 21 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。