更新日 2019/04/10 18:23

記事

前提

WebClass サーバへのインストール

WebClass サーバでは通常は GUI をセットアップしませんので、コマンドラインエディションをインストールします。

Debianへのインストール

Debian8または9 64bitでは、事前に次のインストールをしておきます。

# dpkg --add-architecture i386
# apt-get update
# apt-get install libpam-modules:i386 libstdc++6:i386 perl rpm zlib1g:i386

F-Secure Linux Security をダウンロードし、解答して実行権限を付けてインストールします。

$ tar zxvf fsls-11.10.68-rtm.tar.gz
$ cd ./fsls-11.10.68-rtm
$ chmod a+x fsls-11.10.68
$ su
# ./fsls-11.10.68 --command-line-only

ここでライセンスキーの入力が求められます。

RHEL へのインストール

RHEL7 では、事前に次のインストールをします。

yum install glibc.i686 glibc.x86_64 libstdc++.i686 libstdc++.x86_64 pam.i686 pam.x86_64 perl zlib.i686 zlib.x86_64

F-Secure Linux Security をダウンロードし、解答して実行権限を付けてインストールします。

$ tar zxvf fsls-11.10.68-rtm.tar.gz
$ cd ./fsls-11.10.68-rtm
$ chmod a+x fsls-11.10.68
$ su
# ./fsls-11.10.68 --command-line-only

ここでライセンスキーの入力が求められます。

動作チェック

インストールすると、自動更新エージェント(fsaua)とパターンファイル更新デーモン(fsupdate)の2つが登録されます。起動状態とログを確認します。

$ systemctl status fsaua
$ systemctl status fsupdate

 

WebClass への設定

利用時のスキャン

レポートファイルをコース管理者がダウンロードする際にスキャンをかけることができます。

ANTIVIRUS_COMMAND の設定値として次のようなコマンドを指定。

fsav --list --action1=disinf --action2=delete --auto ./*

同時に、 ANTIVIRUS を1に指定します。

このコマンドを適当な場所で自分で動かして、動作確認します。

定期的なスキャンとDBアップデートを設定

次のようにして cron を使って設定します。

# F-Secure dbupdate
# XX/XX *   * * *    root /usr/bin/dbupdate

#F-Secure weekly scan
XX XX       * * X    root  fsav --virus-action1=disinf --virus-action2=rename SCAN_TARGET | grep -E Infected|disinfect|renamed >> /var/log/f-secure.log