こんにちは。福岡です。
Chrome for Desktop 78 が10月22日にリリースされました。
2019/10/28 最後に、フレームページの印刷について追記
Chrome のリリーススケジュールについて
次のリリースがいつ頃来るかはこちらで確認できます。
https://www.chromestatus.com/features/schedule
Chrome78
Chromeのリリースノートは以下に公開されていて、ベータチャンネルやAndroid版などが混じるのですが、「Stable Channel Update for Desktop」のタイトルがデスクトップ版のChromeブラウザの安定板リリース情報になります。
https://chromereleases.googleblog.com/
Chrome78 の安定板リリース情報はこちらになります。
https://chromereleases.googleblog.com/2019/10/stable-channel-update-for-desktop_22.html
基本的には主な内容がまとまっていて、ページの下の方に全変更一覧のリンクがあります。
Chrome78に関する開発者向け情報は以下です。
https://developers.google.com/web/updates/tags/chrome78
追加機能についてはこちらに説明があります。削除された機能については、今回は特に影響がありそうなものはありませんでした。
https://developers.google.com/web/updates/2019/10/nic78
JavaScript の修正はこちらにも情報があります。
https://v8.dev/blog/v8-release-78
CSS では変数が使えるようになったのと、JSのエンジンはJSファイルのロードとコンパイルを並列して行うようになり、HTMLページのスタート時間を短縮したようです。
Pickup for webclass
Chromeのリリース情報からはWebClassに影響のある修正は見つけていません。JSのロードが高速になったことがどこかのページで影響を与えるかもしれませんので、引き続き確認や情報収集をします。
フレームで構成された資料ページやテストのページを印刷しても真っ白になる問題はまだ残っています。
2019/10/24
フレームページの印刷については、以下のChromeのIssue チケットでステータスがFixedに更新されました。
一応は対策されるようです。ただ、どの時点でこの修正がリリースされるかまだわかりません。