Firefox 111

Firefox 111 が 3月14日にリリースされました。

Firefox 111 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは、WebClass に影響はありません。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 4 月 11 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 111

Google Chrome 111 が3月1日にリリースされました。

Chrome 111 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-111/

Pickup for WebClass

今回の変更の中に、WebClassに影響があるものはありませんでした。

気になる変更点

CSSで三角関数が利用可能に

CSSでsin、cos関数などの三角関数が利用可能になりました。これらの関数を利用してローディングアニメーションの実装や曲線状の要素の配置などを行うことができます。

具体的な実装例は以下のリンクから確認できます。

https://ics.media/entry/230126/

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2023年3月29日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

修学カルテの新機能について (WebClass v11.14.0)

WebClass v11.14.0 がリリースされます。この記事では、修学カルテに追加された機能について解説します。

積み上げ棒グラフ

修学カルテでは、入力状況をグラフで可視化できます。このリリースで、積み上げ棒グラフでの可視化に対応しました。

上のイメージは、学生が1年次から4年次までに受けた試験の合計点を可視化するグラフです。問題の分野別に点数を積み上げています。

積み上げ棒グラフを表示するためには、カルテXMLで<stacked-bar-graph>を指定します。詳しい説明はマニュアルをご覧ください。また、手元の環境ですぐに試してみたい方は、以下のXMLをダウンロードして登録してみてください。

積み上げ棒グラフ.xml

グラフをカード内に表示できるようになりました

これまで各種グラフはSummaryタブ内でのみ表示可能でしたが、カード内でも表示できるようになりました(今回対応しているカードは<static_card>のみです)。

グラフをカード内で表示するためには、これまで<summary>内で指定していた<rubric-chart>などを<static_card>直下に記述するだけです。

使用例は次の変更でまとめて紹介します。

入力フィールドの入力値を、別の場所に表示する

入力フィールドの入力値を、別の場所に表示できるようになりました。たとえば年度ごとに振り返りをするカルテで、 今年度の目標を入力する画面に、参考として前年度の振り返りを表示するような使い方ができます。

この画面の上半分は、前年度の振り返り時に入力した内容が表示されています。また、前年度の入力内容をレーダーチャートで可視化しています。これらを参照しながら、下半分で今年度の振り返りを入力していきます。

別の場所の入力フィールドを参照して表示するには、<copy-field>を使用します。詳しくはマニュアルを参照してください。

これらの機能を試してみたい方は、以下のXMLを使用してみてください。

入力フィールドの入力値を別の場所に表示する.xml

タブ、入力項目のラベルなどの色を変更できるようになった

以下のイメージでは、タブや入力項目のラベルの色を変更しています。年次や日などの入力タイミングの違いを分かりやすくするために、色の差で表現している例です。

設定例は以下のXMLを参照してください。

色変更.xml

Firefox 110

Firefox 110 が 2月14日にリリースされました。

Firefox 110 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは、WebClass に影響はありません。

気になる変更点

CSS コンテナクエリに対応

今回のアップデートで、 Firefox でコンテナクエリが使用できるようになりました。これで主要なブラウザの全てでコンテナクエリが使えるようになりました。コンテナクエリを用いることで、今までよりもレスポンシブデザインをより手軽に実装しやすくなります。

コンテナクエリの詳しい情報は以下で紹介されています。

CSS Container Queries - CSS: Cascading Style Sheets | MDN

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 3 月 14 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Google Chrome 110

Google Chrome 110 が2月1日にリリースされました。

Chrome 110 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-110/

Pickup for WebClass

今回の変更の中に、WebClassに影響があるものはありませんでした。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは2023年3月1日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。