修学カルテに外部評価機能を追加しました

修学カルテは、学生の定期的な振り返りと成果物の蓄積を通して、成長を客観的に示すことができる機能です。振り返り等の入力フォームを自由にカスタマイズできる点が大きな特徴です。
機能の詳細はこちらで確認できます。自分の環境で利用できるか調べる方法はこちらです(学習記録ビューア管理者である必要があります)。

今度リリースするWebClass v11.7に同梱される修学カルテには、外部評価機能が追加されています。これは、WebClassアカウントを持っていない学外の人に学生のカルテを公開し、内容を確認してもらったり、アドバイザーとしてコメントをつけてもらったりすることができる機能です。

学生が自身で公開設定を行います。アクセス用URLが生成されますので、URLとパスワードを外部評価者に伝えます。
外部公開設定
外部公開設定
外部公開設定

外部評価者が伝えられたURLにアクセスし、パスワードを入力すると、学生が公開したカルテを閲覧できます。
外部評価

WebClassアカウントを持っていない人も評価者にできることで、修学カルテを利用できる範囲がさらに広がると思います。ぜひ活用してみてください。

  • 外部評価するには、あらかじめカルテXMLで外部評価機能が有効になっている必要があります。こちらで紹介しているように、allow-external-login 属性を"true"にしてください。

STOP

こんにちは。福岡です。

この夏のアップデートパッチは7月31日のリリースを予定していましたが、テストのやり直しが発生したため、少し送れて8月のお盆前を予定しています。

WebClassの年2回のリリースでは機能全体の検査をしています。だいたい1ヶ月くらいの期間をつかっていますが、その間に見つかったバグの修正などを反映したバージョンに差し替えるため、期間中には検査対象のバージョンや環境を変えて複数回テストをします。

今回はテストターゲットとして、拡張機能の開発途中のブランチで自動生成されたパッチを誤って選んでしまいました。そのままテストを開始してしまっていたため、テストターゲットを選び直してやり直しとなってしまいました。

リリーススケジュールは社内のいくつかのスケジュールとも関係していたため、遅れが出るのは私たちとしても痛いのですが、その中でも幸いと思っているのは「STOP」ができたことです。

投入した何かがあると、どうしても取り返したくなります。そのために、続行したり、ちょっとした調整で済ませようとします。それで済むこともあるとは思いますが、「どうも進み方がおかしいぞ?」と思った時は、手を止めて仕切り直しをする勇気が必要と思います。スタッフも受け入れて、テストのやり直しも進めてくれています。

EDIX 2019 東京展に出展しました

時間が空いてしまいましたが、私たち日本データパシフィックは第10回 教育ITソリューションEXPO EDIX出展していました。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。直接お会いする機会が持てて嬉しかったです。

出展社は430社、来場者数は30000名程と、例年通り大盛況だったようです。お話させていただいた方も様々で、大学・高校、専門学校や企業の、先生もいればシステム導入を検討中の立場の人もいました。
WebClassはクラウド環境によるサービス提供にも力を入れていて、現在のユーザー様は大学や高専が多いですが、例えば企業の研修等にも社内教育の基盤としてご利用いただけたらと、そういう話もしました。
「データパシフィックさんの教材の評判が良くて、もっと種類を増やそうと考えている」と言われ、資料を持ち帰って頂いたお客様もいました。こういった声は本当に励みになります。ますますご愛顧いただけるよう精進していきます。

今後も様々な声を伺い、これからの教育にフィットした提案をしていきたいと思います。

個人的な反省点としては、英語でも弊社製品をアピールすることができるようになることです... 😂

[学習記録ビューア] 組織管理権限を引き渡すことできるようになります

今日は一部の人に刺さるであろう新機能の紹介をします。学習記録ビューアの組織管理権限を、学習記録ビューア システム管理者から他ユーザーに引き渡すことできるようになりました!これまではシステム管理者が組織を一元管理するしかなかったのですが、一部の組織の管理をその組織専任の監督に任せてしまうようなことが可能です。

運用例

教職過程コースを履修している学生に、活動記録と自己評価をさせる、教職履修カルテ プラグインを利用している場合。

管理者は上位組織(上図の「教職履修カルテ」)で全体を管理しています。指導教員が各学年ごとの組織(上図の「1年生」等)で、担当する学年の学生にアドバイスしています。こういう場合、指導教員に、担当する学年の学生の追加・削除を行って欲しいことはままあると思います。

そこで、各学年の指導教員に、担当する組織で、今回実装された「組織管理」権限を付与します。

すると、「組織管理」権限を付与された指導教員は、担当する組織で、メンバーの変更や権限設定を行うことができるようになります。

このように、現場の人に権限を渡して一部の作業を任せてしまうことで、学習記録ビューア システム管理者が全てを管理する必要がなくなり、お互いに仕事がやりやすくなるかもしれません。ぜひ有効に活用してみてください。

「組織管理」権限は、学習記録ビューア v4.2 でご提供予定です。後ほどマニュアルで詳しい使用方法をご案内します。

海南記

こんにちは。福岡です。

私がいる事務所は調布ベースという名前になりました。調布の駅近にありますが、具体的な場所は非公開です。

大学に入った時に調布に来て以来、ほぼ調布にいます。駅、市役所や病院など町の機能がコンパクトに収まり、かつ混みすぎないので快適な町と思って気に入っています。開発でも、近くにある電通大の学生がアルバイトに来てくれていて、とても助かっています。

そんないい町、調布のお店を紹介します。今回は「海南記」という中華料理屋さんです。

たぶん中国の人がやっています。中国語はよくわかりませんが、たぶん中国語で店員さんが話していたり、たぶん中国語の音楽がかかっていたり、回転する丸テーブルがあったりと、雰囲気もそれっぽいです。

夜は行ったことありませんが、ランチは680円でしっかり食べられます。日替わりメニューといつものメニューがあります。

食レポみたいに上手いこと書けませんが、美味しいので週一くらいで行ってます。