更新日 2020/04/24 14:19

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会議の開始時刻について

 WebClass上で会議を作成する際、開始時刻は30分刻みでしか登録できないため、大学の時間割と対応していない場合があります。ただし、実際にはその時刻になっていなくても先生(ホスト)がスタートボタンを押した時から会議が始まるため、Zoomの開始時刻には適当な時刻を設定し開始時間を別途学生に連絡するなどして対処することができます。

 

会議のパスワードについて

 WebClassからZoom教材で会議を作成する時、パスワードを設定する欄があります。このパスワードは、WebClassからくる人や案内していない人以外の人が入ってこられないようにするためのものです。WebClassから会議に参加する場合や、案内URLから会議に参加する場合はパスワードを求められずに自動入力されます。もしさらに学生の入室確認をしたい場合は「待機室」という機能があります(待機室の詳しい機能については後述します)。

 

会議中の画面からできる設定について

 Zoomでの会議を開始すると画面の下の方に画像のようなメニューバーが表示されます。

スクリーンショット 2020-04-24 13.55.45.png

 

会議中の参加者の確認

 「参加者」をクリックすると会議に参加しているアカウントの一覧が表示されます。ここからある程度は出席の様子を確認することができます。

 なお、学生はZoomのインストールは必要ですが、メールアドレスなどの登録は不要であるため、参加者の中にアカウントを保持している学生とアカウントを保持していない学生(Sign inしないで使用する学生)がいると考えられます。学生がWebClassからZoom会議に参加した場合は、Zoomアカウントを保持している人はそのアカウントに登録している氏名が、保持していない人はWebClassに登録している氏名が表示されます。

 

会議後の参加者の履歴確認

 WebClassから会議の一覧をみると、「Previous Meetings」に終了した会議が表示されます。「Report」というところから参加と退出のログを確認できるようですが、これは有償版のアカウントのみで使える機能のようで無償版のアカウントを使用している場合は閲覧することができません。

 そのため、出席に関してはWebClassの出席機能の併用をお勧めしています。こちらの出席機能には先生がパスワードをかけることができるため、Zoomでの講義で口頭でパスワードを発表するなどの工夫を行えば、出席者を正確に把握することができそうです。

 WebClassの出席機能については、こちらのページに詳細があります。 出席確認する

 

待機室

 「セキュリティ」のアイコンをクリックすると出てくるいくつかの選択肢の中から、待機室を設置することができます。待機室を設置した場合、参加者はZoomにJoinするとまず待機扱いになり、先生(ホスト)が許可した人のみ会議に参加することができます。会議に参加してくる人の入室を一人一人確認して許可するため、参加者の確実な確認ができますが、参加者が多い時は大変かもしれません。

 

画面の共有

 「画面を共有」のアイコンの横の矢印をクリックすると、画面を同時に共有できる人数(1名or複数名)や共有できる人(ホストのみor全参加者)などを設定することができます。先生が資料を見せながら解説を行う場合は、ホストのみの共有に設定を変えると、参加者の誤操作などによる乗っ取りを防ぐことができます。逆に、学生のプレゼンなどを盛り込む場合は、全参加者が共有できるように設定を変えておく必要があります。

 

会議の録音

 「レコーディング」のアイコンをクリックすると、講義を録音することができます。録音した音声は、会議終了後にmp4ファイルとして保存されるため、欠席者に対するフォローにも使えそうです。学生側の画面にもレコーディングのアイコンは表示されていますが、先生(ホスト)の許可がなければ録音できないようになっています。