Safari 15.5, 15.6

Safari 15.5, safari 15.6 が更新されていました。

15.5, 15.6 ともにセキュリティ周りの修正や、CSS の不具合の修正が中心となっています。

WebClassに関係のある変更

WebCalss に影響のある変更はありませんでした。

今月中旬に ios 16 がリリースされるため、例年通りであれば同時期に safari 16 もリリースされると予想しています。リリースノートが更新され次第、確認する予定です。

最後に その他ブラウザのリリース情報はこちらにまとめています。

Chrome 105

Chrome 105 が 8 月 30 日にリリースされました。

Chrome 105 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-105/

https://chromestatus.com/features#milestone%3D105

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

気になる変更点

気になる変更点を挙げます。

CSS Container Query

CSS Container Query に対応しました。

https://developer.chrome.com/blog/has-with-cq-m105/

レスポンシブデザインを実現するために @media を使いますが、コンテナクエリーを使うことで親要素のサイズを参照することが出来ます。ただし、まだChromeとSafari Technology preview だけしか対応していないようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/CSS/CSS_Container_Queries

Sanitize API

Chrome 102 のリリースノートでも案内があったのですが、Sanitize API が Stable として取り込まれたようです。102で入ったと思ったのですが、まだ段階が1つ違っていたのでしょうか。

https://webclass.jp/blog/2022/05/27/chrome-102-release-note/

ブラウザ対応状況をMozillaのページでみると、Chrome は 105 からの対応となっていますが、Safari と Firefox は未対応のようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/HTML_Sanitizer_API

そういえば、どんどんシェアを落としている Firefox 大丈夫ですかね。こういう資料のサイトも便利で頑張ってほしいですが。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 9 月 27 日に予定されています。

https://developer.chrome.com/blog/deps-rems-106/

Chrome 106 では Cookie の domain attribute では non-ASCII 文字を受け付けなくなるようです。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Firefox 104

Firefox 104 が 8月23日にリリースされました。

Firefox 103 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

WebClass に関係する変更はありませんでした。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 9月 20 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Firefox 103

Firefox 103 が 7月26日にリリースされました。

Firefox 103 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

Stream API によって生成されれたオブジェクトが Transferable オブジェクトになった

 Stream API によって生成された ReadableStream、WritableStream、TransformStream オブジェクトがTransferable オブジェクトになりました。これにより、マルチスレッド処理を行う環境において別のスレッドにこれらのオブジェクトを転送する際、元のスレッドでは利用できないように指定することが可能になりました。

 WebClass で利用している pdf.js において Stream API は利用されていますが、すでにこれらのオブジェクトを Transferable オブジェクトとして扱っている他のブラウザでは pdf.js による不具合は報告されていません。そのため、Firefox においてもこの変更によって WebClass の不具合が発生する可能性は低いと思われます。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 8月 23 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 104

Google Chrome 104 が 8 月 2 日にリリースされました。

Chrome 104 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-104/

Pickup for WebClass

Cookie の Expires/Max-Age に設定できる値が最大 400 日になった

WebClass の動作には影響ないことを確認しました。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 8 月 30 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。