Chrome 104

Google Chrome 104 が 8 月 2 日にリリースされました。

Chrome 104 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-104/

Pickup for WebClass

Cookie の Expires/Max-Age に設定できる値が最大 400 日になった

WebClass の動作には影響ないことを確認しました。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 8 月 30 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Firefox 102

Firefox 102 が 6月28日にリリースされました。

Firefox 102 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでWebClass に影響ある箇所はありませんでした。

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 7月 26 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 103

Chrome 103 が 6 月 21 日にリリースされました。

Chrome 103 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/features#milestone%3D103

https://developer.chrome.com/blog/new-in-chrome-103/

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 8 月 2 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Firefox 101

Firefox 101 が 5月31日にリリースされました。

Firefox 101 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

Pickup for WebClass

今回のリリースでは変更点が少なく、WebClass に影響ある箇所はありませんでした。

気になる変更点

WebDriver BiDiプロトコルにデフォルトで対応

今回のアップデートでWebDriver BiDiプロトコルにデフォルトで対応しました。これによりSeleniumなどを用いたE2Eテストを行う際、Webブラウザとテストクライアントの双方向の通信が可能になり、テストクライアントはWebブラウザのネットワーク通信状態などの取得が出来るようになりました。

詳細については以下のW3Cの公式ドキュメントやChromeの開発者による記事を参照してください。

WebDriver BiDi

WebDriver BiDi - The future of cross-browser automation - Chrome Developers

今後の Firefox リリースについて

次回のリリースは 6月 28 日に予定されています。

Firefox Release Calendar

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。

Chrome 102

Chrome 102 が 5 月 24 日にリリースされました。

Chrome 102 release note

以下のリンクに主な変更点の情報が記載されています。

https://chromestatus.com/roadmap

Pickup for WebClass

WebClass に影響ある変更はありませんでした。

気になる変更点

気になる変更点を挙げます。

Sanitize API がデフォルトで有効に

HTML のタグを含んだ文字列を無害化するAPIがこれまで実験的に用意されていたのですが、Chrom 102 からデフォルトで有効になりました。

https://chromestatus.com/feature/5786893650231296

どのように使うかは、以下の記事に詳しく書いてあります。

https://web.dev/sanitizer/

ブラウザ対応状況がMozillaのページにまとめられているのですが、5月27日時点ではまだ更新されていないようです。

https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/API/HTML_Sanitizer_API

HTML は特にWebシステムの周辺でちょっとした文字の装飾をするのに便利です。ですが、スクリプトを埋め込むこともできるのでユーザの入力内容にHTMLを許可すると脆弱性になりました。特定のタグだけを許すなどの無害化も実際にやろうとするとなかなか実装が大変です。標準APIとして提供されるとありがたいので興味がありますが、まだ Safari や Firefox 等では提供されていなさそうです。

今後の Chrome リリースについて

次回のリリースは 2022 年 6 月 21 日に予定されています。

その他ブラウザのリリースはこちらにまとめています。