組織メンバーと権限の管理
学習記録ビューアで必要な権限設定とは
学習記録ビューアでは、どのユーザが何にアクセスできるのか、何ができるかといった権限を各ユーザに対して設定できます。
この権限は組織(任意のグループ)のロール(立場や役割)ごとに定める必要があります。
組織とロール
学習記録ビューアでは、プラグインを使用できるユーザを限定するために、まず「組織」を作成します。
組織は、学部・学科、グループやクラス、研究室など、プラグインを使用したいメンバーごとに自由に作成していきます。 組織を作成したら、メンバーを追加します。
Figure 1. 組織とメンバーの作成例
同じ組織内のメンバーでも、その役割によってできることが違います。
一人一人権限設定するのは手間がかかるため、役割ごとにグループ分けを行います。
このグループを「ロール」と呼びます。
Figure 2. ロールの例
組織階層
複数の組織を束ねる立場の人は、全体を俯瞰して情報を確認したり、複数の組織に属する学生のデータにアクセスできる必要があります。
学習記録ビューアの組織には階層構造を持たせることができます。
Figure 3. ロールの例
上記の例では、組織 "経済学部" の下の階層に組織 "経済学科" を作成しています。
この状態で "学部長" ロールに「担当ユーザーのカルテを閲覧する」権限を付与することで、"経済学部" とその下階層の組織に属する全ての学生のカルテを閲覧できるようになります。
このように学習記録ビューアでは、組織構成とロールに与えられた権限によって、ユーザが可能な操作と見ることができる情報の範囲が決まります。
権限設定の手順
権限設定は、学習記録ビューア管理画面で行います。学習記録ビューア管理画面には、学習記録ビューア システム管理者か組織管理権限を持つユーザがアクセスできます。