担当教員組織登録の具体例

修学カルテ

大量に組織を登録した際、組織一つ一つに権限設定をして回るのは時間がかかります。組織の階層をうまく利用することで、一括で設定する方法があります。

ここでは、修学カルテ用の組織を担当教員ごとに登録する例をご説明します。

1.csvインポート機能で担当教員組織を一括作成

まずはCSVファイルを用いて登録するを参考に、組織を一括で登録します。以下のようにCSVを作成し、組織に階層構造を持たせます。

CSVの例
organization_id parent_organization_id organization_name organization_name_en role_id role_name

ShugakuCarte

修学カルテ

shugaku_tutor

ShugakuCarte

担当教員別

shugaku_tutor_yamada1

shugaku_tutor

山田 一郎

shugaku_tutor_yamada2

shugaku_tutor

山田 次郎

shugaku_tutor_yamada3

shugaku_tutor

山田 三郎

親組織となる組織にorganization_idを任意に設定し、子組織のparent_organization_idに親組織のIDを設定するのがコツです。

以下のように組織ツリーに表示されます。

add organization example 1

以上で組織の作成が完了しました。次に権限を設定します。

2.修学カルテを有効化するための一括権限設定

作成した組織の中で階層の一番上にあたる組織「修学カルテ」の組織情報画面を開きます。

add organization example 2

2-1.ロールを作成する

組織の設定画面で「ロール」をクリックします。
「+追加」からAdmin(管理者)、Authorロール(教員)を追加します。
※ Userロール(学生)はデフォルトで作成されています。

add organization example 3

2-2.管理者(Adminロール)メンバーを登録する

ロールの作成が完了したら、組織を管理する管理者をAdminロールでメンバー登録します。
「+追加」からメンバーを追加します。

add organization example 4

2-3.プラグインを追加する

プラグイン画面を開きます。
「+追加」から修学カルテプラグインを追加します。

add organization example 5

2-4.ロールの権限設定をする

最後に「設定」をクリックし、権限設定画面を開きます。
各ロールに以下の通り、チェックをつけます。

add organization example 6

「子孫組織の権限設定も再帰的に更新する」にチェックをつけて、「権限設定を保存する」をクリックします。
これで下位組織にも設定が反映されました。

各権限については こちらからご確認ください。

権限設定が完了したら、最後に各組織へ教員・学生メンバーを登録します。

3.教員メンバーを登録する

はじめに教員を追加します。
作成したトップの組織を開き、以下からサンプルファイルをダウンロードし、ダウンロードしたcsvファイルを編集します。

add organization example 8

以下のようにCSVを編集します。

教員メンバー登録CSVの例
organization_id role_name user_id

shugaku_tutor_yamada1

Author

yamada1

shugaku_tutor_yamada2

Author

yamada2

shugaku_tutor_yamada3

Author

yamada3

  • organization_idにはメンバーを登録したい組織のidを入力します。

  • role_nameには教員用に作成したロール名を入力します。今回は「Author」

  • user_idにはメンバー登録したい教員のユーザidを入力します。

編集が完了したら、上書き保存します。

作成した組織の一番上の組織のメンバー画面を開き、「csvインポート・エクスポート」画面を開きます。
「現在のメンバーリストに追加/更新」を選択し、編集したcsvファイルを選択します。
「csvインポート」をクリックします。

add organization example 9

これで、各組織に教員がメンバーとして一括登録されました。

4.担当学生を追加する

教員メンバー一括登録と同じように、学生もメンバー登録します。
サンプルcsvファイルをダウンロード後に、以下の通りcsvファイルを編集します。

学生メンバー登録CSVの例
organization_id role_name user_id

shugaku_tutor_yamada1

User

satou1

shugaku_tutor_yamada1

User

tanaka1

shugaku_tutor_yamada2

User

satou2

shugaku_tutor_yamada2

User

tanaka2

shugaku_tutor_yamada3

User

satou3

shugaku_tutor_yamada3

User

tanaka3

  • organization_idにはメンバーを登録したい組織のidを入力します。

  • role_nameには学生用に作成したロール名を入力します。今回は「User」

  • user_idにはメンバー登録したい学生のユーザidを入力します。

作成した組織の一番上の組織のメンバー画面を開き、「csvインポート・エクスポート」画面を開きます。
「現在のメンバーリストに追加/更新」を選択し、編集したcsvファイルを選択します。
「csvインポート」をクリックします。

add organization example 9

これで、各組織に学生がメンバーとして一括登録されました。

5.一括登録後の組織メンバーを確認

最後に、各組織にメンバーが登録されているか確認します。

add organization example 10
add organization example 11
add organization example 12

6.担当学生を入れ替える

年度が変わり、担当する学生が変わる場合、組織に所属する学生メンバーを変更する必要があります。

変更方法は以下の通りです。

6-1.csvファイルを編集する

担当学生を追加すると同じように、サンプルcsvファイルを編集します。

6-2.編集したcsvファイルをインポートする

作成した組織の一番上の組織のメンバー画面を開き、「csvインポート・エクスポート」画面を開きます。
「既存のメンバーを削除してから追加」を選択し、編集したcsvファイルを選択します。
「csvインポート」をクリックします。

add organization example 13
「既存のメンバーを削除してから追加」を選択した場合、CSVファイルに記載されている組織IDのメンバーを一度削除してから新たにメンバーを追加します。CSVファイルに記載されていない組織は影響を受けません。

これで、担当学生の入れ替えは完了です。

修学カルテの教員別組織の作成方法は以上です。