権限設定の具体例

授業評価アンケート

大量に組織を登録した際、組織一つ一つに権限設定をして回るのは時間がかかります。組織の階層をうまく利用することで、一括で設定する方法があります。親組織となる一番上の組織で権限設定する際、「子孫組織の権限設定も再帰的に更新する」機能を使うと、子組織にも同じ権限が反映されるので、これを活用します。

ここでは、授業評価アンケート用の授業を組織として登録する例で説明します。

まずはCSVファイルを用いて登録するを参考に、組織を一括で登録します。以下のようにCSVを作成し、組織に階層構造を持たせます。

CSVの例
organization_id parent_organization_id organization_name role_name

survey_management

授業評価アンケート

管理者

admin

授業担当教員

学生

survey_2019

survey_management

2019

survey_2019

基礎英語Ⅰ

授業担当教員

author1

学生

user1

user2

survey_2019

文章表現

授業担当教員

author2

学生

user3

user4

親組織となる組織にorganization_idを任意に設定し、子組織のparent_organization_idに親組織のIDを設定するのがコツです。

以下のように組織ツリーに表示されます。

organization tree

以上で組織とメンバーの設定を完了しました。次に権限設定をします。

  1. 作成した組織の中で階層の一番上にあたる組織「授業評価アンケート」の組織情報画面を開きます。

    survey management member
  2. 必要なプラグイン(ここでは「授業評価アンケート」)を追加します。

    add survey plugin
  3. 以下のように、管理者、授業担当教員、学生それぞれの権限を設定し、「子孫組織の権限設定も再帰的に更新する」にチェックを入れた状態で保存します。

    survey auth

以上で権限設定が完了しました。下位組織の設定画面を開いて、権限設定が反映されていることを確認します。

course
course auth

全ての下位組織にも権限が反映されていることが確認できました。