管理者が外部公開する

外部公開機能が有効化されているとき、管理者は学生のカルテを外部ユーザに公開できます。
カルテ全体を公開したり、一部のカードだけを公開するように設定できます。

外部公開の事前準備

外部公開URLを有効化するには、カルテのXMLごとに有効化の設定が必要です。

詳しい設定方法については外部公開の事前準備をご参照ください。

また、管理者が外部公開する場合は、「組織の管理」で権限設定をする必要があります。
詳しくは、管理者の権限設定をご参照ください。

管理者が外部公開する

1.公開したいカルテを開く

公開したいカルテを開き、「外部公開URL新規作成」を選択します。

external release admin1

2.新規作成用のCSVをダウンロードする

「新規作成用のCSVをダウンロード」から、CSVをダウンロードします。

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3.CSVを編集する

ダウンロードしたCSVをそのままインポートしても、外部公開URLとパスワードが生成されます。
パスワードの設定や公開したいカードを限定したい場合はCSVの編集が必要です。
CSVを編集する際は、以下をご参照ください。

external release admin3
フィールド名 説明

user_id

ユーザidを指定します。

close

値が「1」のとき公開終了に設定します。値が空白値のとき再公開します。

generate_password

値を「1」にするとパスワードが12文字のランダムな文字列に設定されます。
CSVインポート後に、生成したパスワードの一覧のダウンロードリンクが一度だけ表示されます。

password

手動でパスワードを設定するときに入力します。パスワードの最低文字数は8文字です。
値が「*」だけのときは未入力と同様に扱いパスワードを上書きしません。

card_id

新規作成時にのみ設定可能です。
アクセス可能なカードのIDを指定します。空白値の場合は外部公開が許可されているカードすべてにアクセスできるようになります。
カードのIDはカルテを設定した方に確認してください。

appendable_card_category

新規作成時にのみ設定可能です。
「card_id」で追記式カードを指定したときに、公開する範囲を限定する場合に使用します。指定した値とカテゴリの値が一致するデータのみ公開されます。
カテゴリの値についてはカルテを設定した方に確認してください。

memo

URLに対するメモです。
学生に対して複数のURLを発行する際に、「インターンシップ先○○さん宛てに作成」のように用途などを書き込んでおけば、後から区別しやすくなります。

4.CSVをインポートする

「外部公開URL新規作成」から「ファイルを選択」で編集したCSVを選択します。
「一括登録する」を押すと、インポート完了です。
インポート後、生成結果のCSVが自動ダウンロードされます。
ダウンロードされたCSVには、URL・パスワードなどが記載されています。

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Figure 1. インポート画面
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Figure 2. インポート後の画面
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Figure 3. 生成結果のCSV

外部ユーザが閲覧・入力する

1.URLを配布する

外部ユーザにURLを配布します。

2.パスワードを入力する

配布されたURLを開くと、ログイン画面に移動します。
作成時に設定したパスワードを入力し、ログインします。

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3.閲覧・入力する

ログインに成功すると、カルテを閲覧・入力ができます。

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外部公開の設定変更・公開を終了する

1.「外部公開URL確認・更新」からCSVをダウンロードする

パスワードなどの設定の変更や外部公開を終了した場合は、カルテを開き、「外部公開URL確認・更新」を選択します。
「既存データの確認・更新用ファイルの生成」からCSVをダウンロードします。

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2.CSVを編集する

ダウンロードしたCSVを編集します。
CSVの内容については、こちらをご参照ください。

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Figure 4. ダウンロードしたCSV

3.CSVをインポートする。

編集が完了したら、「ファイルを選択」で編集したCSVを選択し、「一括登録する」を押します。 インポートが完了すると、更新後のCSVが自動ダウンロードされます。

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Figure 5. インポート画面
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Figure 6. インポート後の画面

例:公開を終了する場合

1.CSVのclose列を「1」に設定

公開を終了したいときは、CSVのclose列を「1」にします。

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Figure 7. close列に「1」を入力

2.編集したCSVをインポート

「ファイルを選択」で編集したCSVを指定し、「一括登録する」を押します。
インポートが完了すると、更新後のCSVが自動ダウンロードされます。

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Figure 8. インポート画面
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Figure 9. インポート後の画面
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Figure 10. 自動ダウンロードされたCSV

3.URLを確認してみる

更新したURLを開き、公開終了になっているか確認します。
公開終了されていると、パスワードを入力しても、以下の画面が表示されます。

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Figure 11. 公開終了時のログイン画面